山口翔(やまぐち しょう)
基本情報
山口翔選手は、
熊本県熊本市で生まれた
プロ[[野球選手]]です。右投右打の彼は、群雄割拠のプロ野球界で自身の
投手としての才能を磨き続けています。現在は
九州アジアリーグの火の国サラマンダーズに所属し、さらなる成長と飛躍が期待されています。
経歴
幼少期から高校時代まで
山口選手は、2歳の時に広島市へと引っ越し、広島市立落合東小学校に通いながら、4年生から
軟式野球チーム「高陽スカイバンズ」で野球を始めました。6年生の時に再び
熊本市へ戻り、
熊本市立日吉小学校に転校。その後は、日吉小の少年野球クラブにて
投手兼
遊撃手として活躍しました。その後、
熊本市立日吉中学校の
軟式野球部に加入し、さらなる技術を磨きました。
高校は
熊本県立熊本工業高等学校に進学し、1年生の秋から背番号10を背負い、2年生の春にはエースとして背番号1を獲得しました。夏の大会では優れた選手たちと競い合い、悔しい逆転負けを喫する場面もありました。
プロ入り
2017年10月26日、山口選手は広島東洋カープから2巡目で指名を受け、
プロ[[野球選手]]としてのキャリアをスタートさせました。プロ初年度の2018年には、
ウエスタン・リーグ公式戦に5試合
登板しましたが、結果が伴わず、真の実力を発揮する場面はありませんでした。
広島時代
2019年5月に初めて一軍に登録され、同月の対
中日ドラゴンズ戦でプロ初
登板を果たしました。その後、
東京ヤクルトスワローズに対しては初先発で無
安打・無
失点に抑え、素晴らしい印象を残しました。しかし、2020年以降は出場機会が限られ、2022年には戦力外となることが決まりました。
KAL・火の国サラマンダーズ時代
2022年11月29日、山口選手は
独立リーグの火の国サラマンダーズに入団することが発表されました。2023年には33試合に
登板し、5勝1敗1
セーブ、10
ホールド、
防御率3.28という成績を残しました。オフには2回目の
12球団合同トライアウトに参加し、印象深い投球を披露しました。
選手としての特徴
山口選手は、関節の可動域が柔らかく、しなやかな腕から放たれるストレートは最速151 km/hに達し、特にそのノビのある球質が注目されます。変化球も多彩で、スライダーやカーブ、フォーク、
チェンジアップを駆使した投球スタイルで
打者を翻弄します。
記録
彼のプロ中の初記録には、2019年
5月7日の対
中日ドラゴンズ戦での初
登板が含まれ、その試合で2回無
失点を達成しました。
将来への展望
山口翔選手は、今後の成長と成功に向けて努力を惜しまず、地元熊本のファンやプロ野球界における期待を背負っています。新しいシーズンでは、背番号が11へと変更されることも発表され、さらなる挑戦が待っています。