山本祐大

山本 祐大選手のプロフィールと経歴

基本情報

氏名: 山本祐大（読み:やまもと ゆうだい）
生年月日: 1998年9月11日
出身地: 大阪府大阪市大正区
ポジション: 捕手
投打: 右投右打
所属: 横浜DeNAベイスターズ

経歴

プロ入り前

山本選手は、大阪市立泉尾北小学校で野球を始め、その後大阪市立大正東中学校で活躍しました。中学校時代の恩師である実父の影響で、野球に熱中するようになりました。当時のチームメイトには、後にDeNAに入団する阪口皓亮がいます。京都翔英高等学校に進学すると、捕手の石原彪と共にクリーンアップを組み、2016年の夏の全国大会に出場しましたが、初戦で樟南高に敗退しました。

高校卒業後は中部学院大学への進学を予定していたものの、高校での経験から「ここではNPBを目指せない」と感じ、急遽入学を断念しました。その後、2017年にベースボール・チャレンジ・リーグの滋賀ユナイテッドBCに加入。背番号は3に決まり、捕手として活躍を始めます。

BCリーグ・滋賀時代

滋賀ユナイテッドBCでは、持ち前の強肩を活かし、2017年シーズンでも正捕手として出場。打率.294、2本塁打を記録し、成功を収めました。この活躍が評価され、2017年のドラフトで横浜DeNAベイスターズから9位指名を受け、契約を結びました。

DeNAでの活躍

2018年の春季キャンプでは体調不良で出遅れるも、5月には一軍デビューを果たします。初安打は8月19日の広島戦での本塁打となりました。しかし、選手としての姿勢が問われる事件もありました。その後、2019年にはイースタン・リーグでの修行を経て、再び一軍に復帰。サヨナラ安打など印象的なプレーを見せました。

2020年には初の一軍キャンプに参加し、二軍では最多出場を果たしますが、一軍での成績は振るいませんでした。2021年には開幕一軍入りし、阪神戦での全イニング出場など目立った活躍を見せましたが、シーズンを通じて打撃に課題を残しました。

2022年も開幕一軍を経験しましたが、打撃に悩み、シーズンの大部分を二軍で過ごします。ただし、2023年に入ると、打撃成績が劇的に向上します。打率.277、3本塁打、16打点を残し、最優秀バッテリー賞を受賞しました。

2024年は、侍ジャパンシリーズに選出され、さらに成長を遂げています。前半戦での打率も好調で、オールスターゲームにも選出されるなど注目される選手となっています。

選手の特徴

山本選手の最大の特徴は、その強肩にあります。滋賀時代から評価されており、二塁への送球タイムは1秒8台前半を記録しています。また、ブロッキングや打撃技術も向上させており、特に最近では体力や技術のトレーニングが実を結んでいます。視力を矯正する手術を受けた後は、ますます守備力が向上し、名捕手としての地位を確率しつつあります。

今後の活躍が期待される山本祐大選手について、さらなる成長を応援し続けたいと思います。

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