山田真

山田真（やまだ まこと）

1941年6月22日生まれの日本の小児科医。岐阜県美濃市出身。

生い立ちと学歴

父親は軍医であり、その転勤に伴い福岡へ移住。その後、父親は満州へ転属となり、母親と山田氏は美濃に戻り、そこで育ちました。岐阜県立岐阜高等学校を卒業後、1967年に東京大学医学部を卒業しました。

キャリア

大学卒業後、東京都八王子市の八王子中央診療所に勤務し、後に同診療所の理事長に就任。妻である梅村浄（きよら）氏も小児科医であり、東京都西東京市で梅村こども診療所を経営しています。山田氏も同診療所で医師として勤務しています。

社会活動

山田氏には、障害を持つ子ども（梅村涼）がいます。この子の父親であり、小児科医でもある立場から、社会の能力主義や優生思想に対して積極的に反対の意見を表明し続けています。
「障害児を普通学校へ・全国連絡会」の世話人を務めるなど、公的な場での発言も多く、障害を持つ人々の権利擁護に尽力しています。
また、毛利子来氏と共に、雑誌「小さい・おおきい・よわい・つよい」（ジャパンマシニスト社）の編集者の一人としても活動しています。

健康問題への批判

全国的に早寝・早起き運動が普及した際には、国民教育文化総合研究所主催の公開研究会において、「健康強制社会」の一因であるとして、その問題点を批判しました。

著書

『はじめてであう小児科の本』改定三版　福音館書店　2002年
『はじめてであう小児科の本（続）』福音館書店　1992年
『みんなで子育て! くらし編』ジャパンマシニスト社　2006年

外部リンク

梅村こども診療所

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