岸里亮佑

岸里亮佑（きしさと りょうすけ）

基本情報

• - 生年月日: 1995年4月3日
• - 出身地: 岩手県久慈市
• - ポジション: 外野手

岸里亮佑は、岩手県久慈市に生まれ、プロ野球選手として活躍した選手です。彼の経歴は独特で、若い頃から野球に情熱を注いできたことが伺えます。

経歴

プロ入り前

彼の野球人生は小学1年生から始まりました。長内中学校では軟式野球部に所属し、中学2年時には投手として岩手県選抜チームに選ばれました。そこで144 km/hという好記録をマークし、選抜大会で準優勝を果たしました。また、陸上競技にも挑戦し、100メートル走で11秒7を記録するなど、身体能力の高さを示しました。

花巻東高等学校時代には、外野手としてレギュラーを獲得し、特に1年生の秋からは中堅手としてスタメンに名を連ねました。同校には未来の大スター、大谷翔平も在籍しており、彼らは共に東北4強に進出しました。岸里は、1番打者として打率.407を記録し、チームの一翼を担いました。3年時には背番号1を着用し、全国大会にも出場。特に、1回戦の済美高校戦で2安打を放ち、準々決勝では本塁打を記録しました。投手としても素晴らしい腕前を持ち、済美戦では140km/h台の速球を披露しました。

日本ハム時代

2013年のプロ野球ドラフトで北海道日本ハムファイターズから指名を受け、契約金2000万円、年俸450万円でプロ入りを果たしました。2014年シーズンにはイースタン・リーグで多数の試合に出場し、高卒新人最多安打記録を更新する107本の安打を記録。特に、10月2日の西武戦でのデビュー戦では、2安打を放ちました。

2015年には侍ジャパン大学日本代表に選出されるも、2017年以降は出場機会が少なく、2019年のシーズンには戦力外通告を受けました。これに伴い、11月12日に行われたトライアウトに参加し、健在な打撃を証明しました。

琉球時代

2019年末に設立された沖縄のプロ野球チーム、琉球ブルーオーシャンズに入団。しかし、2020年中にはNPB復帰が叶わず、12月には自由契約となりました。この間、個人のブランド「SHELKEY」を立ち上げるなど、積極的に新しいチャレンジを行いました。

琉球退団後

2021年からは個人指導サービス「DREAM coaching」のコーチとして登録し、現役プロ選手としての経験を活かした指導を行っています。2023年には鹿児島トランスポートの軟式野球部に所属し、新たなステージで挑戦を続けています。

選手としての特徴

岸里亮佑は、50mを5秒78で走る俊足と、120mの遠投ができる強肩を併せ持っています。高校時代には投手として147km/hの球速を出しており、野球選手としてのポテンシャルは非常に高いものでした。高校通算本塁打は32本記録しており、打者としても素晴らしい成績を残しています。

最後に

岸里亮佑は、その才能と努力で多くの人々に影響を与えてきた選手です。彼のこれからの活躍が期待されます。

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