我々団

ファシスト党・我々団

ファシスト党・我々団は、ファシズムを理想とする日本の政治的団体で、福岡県福岡市を拠点に活動しています。2004年に創設者である外山恒一が福岡刑務所から満期出所した際に、「九州ファシスト党・我々団」として設立され、その後「ファシスト党・我々団」と名称を変更しました。外山は現在、この団体の臨時総統を務めており、全国的な影響力を持つ活動を展開しています。

活動内容

近年、我々団は維新政党・新風福岡への選挙協力や、ノンセクトの新左翼学生運動への支援を通じて、左右のラジカルな運動との関わりを強化しています。臨時総統の外山は、全国各地でトークライブや交流会を開催しており、党の認知度を高めるために宣伝ビラを配布したり、動画サイトでの映像制作も行っています。特に、映像コンテンツは多くの支持を集めており、幅広い層へのアプローチに貢献しています。

また、年に一度、外山自身が福岡で開く政治塾では、若手の運動家や活動家の育成にも力を入れています。この政治塾は、参加者がファシズムや右翼思想について学ぶ場となっており、参加者同士のネットワーキングの機会も提供されています。

団史の重要な出来事

外山が団体を設立した2004年から、ファシスト党・我々団は様々な歴史的な出来事を経てきました。2011年には、外山が編集長を務める教養雑誌「デルクイ︰反体制右翼マガジン」が発刊され、この雑誌には右翼のみならず左翼やアナキスト、戯曲家など多様な執筆陣が参加しました。2013年11月には、第2号から「左右混淆反体制マガジン」へと名称を変更しました。

さらに、2013年からは「我々団TV」という番組をUSTREAMで放送し、九州在住の右翼や左翼、前衛芸術家をゲストに招くことで多様な意見交換の場を提供しました。外山も月1度程度、この番組に出演し、自らの思想や活動について語る場を持っています。

2017年には福岡市中央区の韓国領事館前に「ベトナム反戦像」を設置するなど、社会的な問題にも積極的に関与。2019年には、活動地域を全国に拡大し、改めて「ファシスト党・我々団」と名乗ることになりました。

結論

ファシスト党・我々団は、福岡を中心に活動している政治結社であり、急速に変化する日本の政治状況においてその存在感を増しています。外山恒一がリーダーシップを取る中で、様々な社会運動と関わりながら、ファシズムをテーマにした活動を続けています。団体の公式サイトやSNSを通じて、その活動の詳細や議論を追うことができるでしょう。

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