拳月
拳月（けんむーん/けんむん）
本名：相良 正幸。1984年5月14日生まれ。大阪ミナミを根拠地とする半グレ集団「拳月グループ」のリーダー。元キックボクサーであり、アウトローとしての経歴を持つ。
プロフィール
身長: 182cm
体重: 75kg
格闘スタイル: ストリートファイトをベースとしたアグレッシブなスタイル
来歴
拳月は、プロのキックボクシングのリングに上がる以前から、関西地方でストリートファイトに明け暮れていた。アマチュア地下総合格闘技大会「強者」の看板選手として活躍し、その名を轟かせた。
2011年には、K-1のリングで長島☆自演乙☆雄一郎と対戦。この試合では、長島のスリップを追撃するなど、反則行為も含む荒々しい試合展開となった。結果は判定負けだったが、そのアグレッシブなスタイルは観客に強烈な印象を与えた。この試合は78kg契約であったが、長島選手は通常70kg契約の選手であり、当時プロレスもしていたため体重が増加していた。
その後、キックボクシングのリングで勝ち星を重ね、2013年にはGLORYに初参戦。しかし、アルトゥール・キシェンコとの対戦では、一方的な展開となり、判定負けを喫した。
2014年2月には、前田日明プロデュースの格闘技イベント「THE OUTSIDER」に出場予定だった選手を脅迫し、出場を辞退させたとして強要の疑いで逮捕された。この事件は、拳月のアウトローとしての側面を浮き彫りにした。
2017年9月には、2016年7月に大阪市内で自動車の運転手とトラブルになり、頭蓋骨骨折の重傷を負わせた傷害容疑で逮捕。さらに同乗者にも怪我を負わせた。この事件で、拳月は2017年12月に懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けた。
2018年9月には、2014年8月に自身の国民健康保険証を他人に貸し与え、医療費の支払いを免れたとして詐欺容疑で逮捕された。拳月の関与が明らかになった。
2019年7月には、NHKスペシャル「半グレ 反社会勢力の実像」に「大阪で最大級の半グレグループの中心」として出演。この番組で、拳月は元格闘家という肩書きながらも、すでに格闘家としては引退状態にあること、傷害事件と保険証詐欺の容疑で起訴され保釈中であること、そして大阪ミナミの歓楽街における顔役的存在になっていることが明らかになった。
2019年10月には、飲食店の女性従業員に性的暴行を加えたとして強制性交の疑いで逮捕された。この事件は、拳月の犯罪行為がエスカレートしていることを示唆している。
2020年1月には、2018年8月に少女を脅迫した事件で、首謀者として強要の疑いで逮捕された。この事件は、拳月が半グレグループのリーダーとして、暴力的な行為を繰り返していることを示している。
戦績
（詳細な戦績は不明）
人物像
拳月は、ストリートファイト出身のアグレッシブなファイターとして知られる。その一方で、数々の逮捕歴を持ち、アウトローとしての側面も持つ。近年では、半グレ集団のリーダーとしての活動がクローズアップされ、社会問題として注目されるようになっている。彼の行動は、社会に大きな影響を与えていると言えるだろう。
関連項目
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