敦賀美方消防組合

敦賀美方消防組合について

敦賀美方消防組合（つるがみかたしょうぼうくみあい）は、福井県の敦賀市に位置し、周辺の三方郡美浜町および三方上中郡若狭町と共同で運営されている消防組織です。この組合は、一部事務組合として地域住民の安全を守るために設立された重要な機関です。

組織概要

• - 消防本部所在地: 福井県敦賀市中央町2丁目1-2
• - 管轄面積: 500.09 km²
• - 職員数: 153人
• - 消防署: 3か所、分署1か所

敦賀美方消防組合は、合計153人の職員が在籍しており、地域の安全を守るために日々活動しています。消防署は3か所と分署が1か所設けられており、効率的な災害対応が可能です。

消防機械と資機材

消防組合には充実した備えがあり、以下の主力機械が整備されています（2017年4月1日現在）：

• - 消防ポンプ車: 3台
• - 水槽付消防ポンプ車: 4台
• - 梯子付消防車: 2台
• - 化学消防車: 2台
• - 救助工作車: 2台
• - 水槽車: 1台
• - 支援車: 1台
• - 指揮隊車: 1台
• - 指揮広報車: 1台
• - 指令車: 6台
• - 資機材搬送車: 5台
• - 救急自動車: 6台
• - その他: 4台

これらの機械と車両は、火災や救助活動、緊急搬送など様々な場面で活用されています。特に、地域の特性に応じた装備が整っているため、迅速な消防活動が可能となっています。

沿革

敦賀美方消防組合の歴史は以下のように展開してきました：

• - 1970年11月1日: 敦賀市、三方郡美浜町、三方町が合併し、敦賀美方消防組合が設立。
• - 1972年11月6日: 北陸トンネル火災事故が発生し、消火と救助活動を行う。
• - 2005年3月31日: 三方町と遠敷郡上中町が合併し、三方上中郡若狭町が誕生し、旧三方町域の管轄を継続することとなる。
• - 2021年12月1日: 新しい消防本部と敦賀消防署が新庁舎での業務を開始。

組織構成

敦賀美方消防組合は、以下の部門で構成されています：

• - 消防本部: 総務課、庶務課、消防救急課、予防課、防災指令課
• - 消防署: 消防課、庶務課

各課がそれぞれの役割を果たし、地域住民の安全を確保するために協力して業務を遂行しています。

まとめ

敦賀美方消防組合は、地域に密着した組織として、多様な消防・救助活動を行っています。特に、北陸トンネル火災事故などの過去の経験をもとに、地域の災害対策を強化し続けています。これにより、住民が安心して生活できる環境を提供し、地域の絆を深める重要な役割を担っているのです。

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