新宿サザンテラス

新宿サザンテラスについて

新宿サザンテラスは、東京都渋谷区代々木二丁目に位置し、新宿駅の南口に広がる魅力的な商業地区です。この施設は小田急SCディベロップメントによって管理され、小田急グループの一部である「新宿テラスシティ」の一環を担っています。

概要と沿革

新宿サザンテラスは1998年3月20日にオープンしました。この商業地区は、小田急線の線路上に350メートルの人工地盤を設け、遊歩道を基にして多様な店舗が配置されています。この施設は、新宿駅西口の小田急ハルクから小田急百貨店、ミロード、そして甲州街道へと繋がる大広場構想の南側ゾーンとして重要な役割を果たしています。

さらに、2006年4月16日には、JR東日本の新宿駅にサザンテラス口が新設され、このアクセスによって甲州街道を渡ることなく、JRホームから直にサザンテラスへ行けるようになりました。この改札口は、2016年に甲州街道改札に名前が変更されました。

冬季には、サザンテラス遊歩道を利用してイルミネーションが実施され、多くの人々が訪れます。このイベントは、近隣のタカシマヤタイムズスクエアとJR東日本との共同で行われ、毎年11月中旬から2月中旬までの期間にわたって行われます。

また、TBSテレビが設置した遠隔操作式お天気カメラがあり、これにより新宿駅南口やサザンテラスの景観を放送番組で見ることができます。TBS制作の番組では、特定の場面において「新宿サザンテラス」という名称が表示される契約も結ばれています。

新しい設備

2024年4月1日には、甲州街道沿いに「新宿サザンテラスビジョン」と呼ばれる裸眼3DCG映像対応の街頭ビジョンが設置され、試験放送を経て同月15日から広告映像の配信が始まります。これにより、新宿サザンテラスの魅力がさらに広がることが期待されます。

多彩な店舗

新宿サザンテラスには多様な路面店舗があります。代表的な店舗には、宮崎県のアンテナショップ「新宿みやざき館KONNE」、ベーカリーカフェの「ブール アンジュ」、スターバックスコーヒー、インテリアショップの「Francfranc DESIGN FOR LIFE」、ベルギービールカフェの「プティ デリリウム タップ カフェ」、イタリアンの「ペッシェドーロ」、カジュアルウエアの「Eddie Bauer」などがあります。

以前には、広島県の「広島ゆめてらす」や、北海道物産館「もぐもぐパーク北海道」、クリスピー・クリーム・ドーナツが出店したこともありましたが、これらはすでに営業を終了しています。

建物と接続デッキ

サザンテラスには、JR新宿ビル、JR東日本本社ビル、小田急サザンタワー、小田急ホテルセンチュリーサザンタワー（19-35階）などの主要な建物が存在します。さらに、これらの施設は、ミロードデッキやイーストデッキ、ウエストデッキなどの接続デッキを介して繋がっています。これにより、新宿マインズタワーやタカシマヤタイムズスクエアなどへのアクセスがスムーズになっています。

新宿サザンテラスは、充実した商業施設とアクセスの便利さから、多くの人々に親しまれる存在となっています。これからも新たな進展が期待されるこのエリアを訪れてみてはいかがでしょうか。

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