新広駅

新広駅 (しんひろえき)

新広駅は、広島県呉市広古新開二丁目に設置されています。西日本旅客鉄道（JR西日本）の呉線の駅で、駅番号はJR-Y16です。新広駅は、地域の交通の要所として、快速「安芸路ライナー」や通勤ライナーの停車駅となっています。

歴史

新広駅は2002年3月23日に開業され、当初は簡易委託駅として運営されてきました。開業してからは、快速「安芸路ライナー」と「通勤ライナー」という2つの快速列車が停車する重要な駅として成長していきました。

その後、2007年にはICOCAに対応した簡易型自動改札機が設置され、ICカード「ICOCA」が利用できるようになりました。2010年には、豪雨の影響で運行が一時停止する事態も発生しましたが、すぐに運行が再開されました。

2016年からは、駅の整備が始まり、仮駅舎での営業が開始されました。ひと月後の2017年には、みどりの窓口の営業が開始され、今まで以上に利便性が向上しました。

2018年には再度豪雨による営業休止がありましたが、その後すぐに部分運転が再開されるなど、地域住民の交通の便を損なうことなく対応してきました。

駅構造

新広駅は単式ホーム1面1線の地上駅で、現在は業務委託駅として運営されています。駅舎の1階には、みどりの窓口、券売機、改札口があります。2階には若椿作業所が設置され、地域とのつながりを持ちながら運営されています。

当駅では、開業当初の予想乗車数以上の利用が続いたため、2016年には本格的な整備事業が開始され、利便性向上に向けた様々な改良が行われました。

新広駅は有人駅で、市内の他の駅と同様に地元住民に親しまれていますが、駅スタンプは設置されていないため、スタンプラリーなどを行う鉄道ファンには注意が必要です。

利用状況

「呉市統計書」によると、新広駅の一日平均乗車人員数は年々増加傾向にあり、地域の発展とともにその重要性が増しています。この駅は今後も地域住民にとって欠かせない存在であり続けることでしょう。

駅周辺

新広駅の周辺には、中国労災病院やイオン広店、広島国際大学呉キャンパスなど、多くの施設があります。また、国道185号に近く、交通の便も良い立地です。正面には呉市役所広支所や広郵便局もあり、便利なロケーションとなっています。

また、駅前には「新広駅」停留所が設けられており、呉市の生活バス路線が多数発着しています。これにより、訪れる人々や地元住民は、便利に周辺へのアクセスを行うことが可能です。

隣の駅

新広駅の隣には、広駅（JR-Y17）と安芸阿賀駅（JR-Y15）があり、これらの駅を使って広島市内や周辺地域への移動が容易です。

新広駅はその位置、機能、そして地域との連携において、利用者にとって非常に重要な役割を果たしている駅です。

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