新月駅

新月駅について

新月駅（にいつきえき）は、岩手県一関市室根町に位置する、JR東日本大船渡線の駅です。この駅は、旧新月村（現在の宮城県気仙沼市新月地区）にその名を由来しますが、実際の所在地は岩手県内にあります。これは、新月地区の大船渡線沿線が峡谷地帯であり、駅を設置するのに適した土地がなかったため、現在の場所になったという経緯があります。駅の東側約80メートルほどの場所は、宮城県気仙沼市に属しています。

歴史

新月駅は1929年（昭和4年）7月31日に開業しました。当初は貨物の取り扱いも行っていましたが、1962年（昭和37年）3月1日に貨物の取り扱いを廃止し、1972年（昭和47年）11月1日には荷物の取り扱いも廃止、同時に無人駅となりました。1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の管轄となりました。2024年（令和6年）10月1日からは、えきねっとQチケのサービスが開始される予定です。

駅構造

新月駅は、単式ホーム1面1線を有する地上駅です。ブロック造りの簡易駅舎があり、無人駅として運営されています。駅の管理は気仙沼駅が行っています。

駅周辺

駅は宮城県との県境近くに位置しており、周辺には以下の施設や道路があります。

前木簡易郵便局
県道140号新月停車場線
国道284号

また、岩手県交通のバス路線（大船渡 - 一関線、特急一関線）も利用可能です。

隣の駅

大船渡線における新月駅の隣の駅は以下の通りです。

折壁駅（一関方面）
気仙沼駅（気仙沼方面）

外部リンク

駅の情報（新月駅）：JR東日本

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