新潟テレビ21

新潟テレビ21（UX）

新潟テレビ21、通称UXは、新潟県を放送地域とする民間テレビ局で、1983年10月1日に開局しました。これは新潟県内では4番目の民間放送局であり、全国的には101局目となるテレビ局です。開局当初は「NT21」という略称で知られていましたが、2006年からはコールサインに因む「UX」に変更されました。

概要

新潟テレビ21はテレビ朝日系列に完全に連結されているフルネット局で、リモコンキーIDはキー局であるテレビ朝日と同じ「5」です。本社は新潟市の柳都大橋近くに位置しており、新潟駅の万代口を直接撮影できるロケーションも特徴的です。開局時には新潟港ターミナル跡地に設立され、特に新潟駅の映像は地元の重要な情報源となりました。

歴史とミッション

新潟テレビ21は、地域住民に向けて地元のニュースや情報を提供することを目的として設立されました。これに伴い、地元の経済界の支持を受けて開局を果たし、初代社長には新潟商工会議所の会頭が就任しました。

1983年の開局以来、地域の情報発信を強化し、開局20周年時には、特別番組として『鼓童〜地球を一本のロープでつなぐものたち〜』といった特別番組を放送しました。また、2001年には環境キャンペーン「Team ECO」を始動し、地域の環境保パトロール活動を行っています。

テクノロジーの導入

2006年から地上デジタル放送を開始し、開局当初から積極的にハイビジョン制作に取り組んでいます。特に2007年からはハイビジョンによる生中継を行い、地域のスポーツイベントやニュースに力を入れています。さらに、データ放送にも力を注ぎ、視聴者と双方向のコミュニケーションを図っています。

社名変更とCI導入

2006年にはコーポレートアイデンティティ（CI）を導入し、地域との一体感を強調するために略称を「UX」に変更しました。これにより、「U」は「あなた（You）」を表し、「X」は未知や無限、進化など多様な意味を持たせています。

主要な活動と番組

新潟テレビ21は多彩な自社制作番組を放送しており、『スーパーJにいがた』や『UX News』などのニュース番組が地域に密着した情報を提供しています。また、地域の特産品や文化を紹介する番組も多数制作しています。

未来への展望

新潟テレビ21は地域密着の放送局として、これからも新潟県内の情報を発信し続けます。新しい時代の波に乗りつつ、地域の声を大切にしながら、ますます発展を目指します。視聴者とともに歩むテレビ局として、引き続き地域貢献に努めていく所存です。

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