新須屋駅

新須屋駅の概要

新須屋駅（しんすやえき）は、熊本県合志市にある熊本電気鉄道の菊池線に属する駅です。この駅は、駅番号がKD13です。新須屋駅は、1984年9月1日に開業し、以来多くの利用者に親しまれてきました。

歴史

新須屋駅の歴史は、1984年に始まりました。その後、2008年に国道3号熊本北バイパスの延伸に伴い、駅は260メートル須屋方に移転しました。移転後の新しい駅は、交通バリアフリー法に基づいた設計となっており、歩道からホームへのアクセスにはスロープが設けられています。2015年には交通系ICカード「熊本地域振興ICカード」にも対応し、より便利に利用できるようになりました。さらに、2019年には駅ナンバリングが導入され、行政の便利さが向上しました。

駅構造

新須屋駅は、片面ホーム1面1線の地上駅であり、無人駅です。駅舎は設置されていませんが、移転された際には堀川方から2008年に新しく建設されました。駅名標には、上下線共にランプが装備されており、電車が接近すると点滅し、接近メロディが流れます。このような工夫により、利用者は安心して利用することができます。旧駅は完全に解体され、現在はその跡地にわずかに入口部分が残るのみとなっています。ホームの入口にはICカードの読み取り機が設置されており、スムーズな乗降が可能です。

利用状況

新須屋駅の利用状況について具体的な数字は明記されていませんが、駅は周辺の病院や温泉施設、団地などが近くに存在し、地域の交通拠点としての役割を果たしています。

駅周辺

新須屋駅の周辺には、交通の要所として重要な国道3号熊本北バイパスや国道387号があります。周辺施設としては、中山記念病院や菊南病院、菊南温泉、ユウベルホテル、県営須屋団地および県営西須屋団地、須屋郵便局などがあります。これにより、地域住民の生活利便性は高まっています。

バス路線については、最寄りのバス停留所が旧・新須屋駅近くの合志市乗合タクシー・須屋線の浄化センター前で、一般路線バスは熊本電気鉄道によって運行されていますが、駅からは離れた場所にあることが多いです。かつて駅頭上の国道3号には新須屋駅バス停留所が存在しましたが、2019年に廃止されました。また、駅から北西200メートルの場所にある川添バス停留所も、2021年には定期運行が終了したため、現在は利用できません。

隣接駅

新須屋駅の隣には、熊本電気鉄道の菊池線を利用する堀川駅（KD12）と須屋駅（KD14）があります。これにより、利用者は多様なアクセスが可能となっています。

新須屋駅は、地域の交通手段の一つとして、今後も多くの利用者に利用されることでしょう。

もう一度検索