新高島平駅
新高島平駅の概要
新高島平駅（しんたかしまだいらえき）は、東京都板橋区高島平七丁目に所在する東京都交通局が運営する三田線の駅です。駅番号はI 26に指定されています。この駅は、もともと東京都交通局が設計したもので、1976年に開業し、高島平地区の交通の要所となっています。
駅名の由来
駅名の「新高島平」は、その周囲が高島平地区にあり、他の既存の高島平駅と区別するために名付けられました。駅の開業当初は、仮名称として「志村団地駅」が提案されており、その後、検討の結果として昇格した名称が「高島平七丁目駅」とされました。しかし、最終的に現在の名称が採用され、1976年に開業しました。
開業の背景
もともとは三田線が志村駅から東武東上線の和光市駅へ延伸する計画がありましたが、東武鉄道による方針転換に伴い、東京都交通局がこの区間の建設を引き継ぎました。1973年、免許が東京都に譲渡されることにより、現在の駅が実現しました。
年表
新高島平駅の主要な歴史的出来事は以下の通りです：
- - 1976年（昭和51年）5月6日: 都営6号線（現在の三田線）の駅として延伸開業、最初の自動改札機が試験的に設置されました。
- - 1978年（昭和53年）7月1日: 6号線の名称が三田線に変更されました。
- - 2007年（平成19年）:
- 4月8日: エレベーターが完成しました。
駅構造
この駅は高架構造で、相対式ホーム2面2線を持っています。エスカレーターとエレベーターも完備されており、乗降客の利便性が考慮されています。改札には、駅前から高島平団地へと続く歩道橋が設けられていて、この地区の交通の流れを助けています。
利用状況
新高島平駅の2023年度の1日平均乗降人員は9,044人であり、その内訳は乗車人員が4,565人、降車人員が4,479人です。この数字は、都営地下鉄の駅の中で最も少ない利用者数を記録しています。近年の利用状況は、乗降人員が年々増減を繰り返しています。
駅周辺の環境
駅の周囲には、教育機関や公園が多数存在しています。例えば、東京都立高島高等学校、東京都立高島特別支援学校、板橋区立高島平第三中学校、板橋区立高島平第三小学校などが近隣に位置しています。また、巣鴨信用金庫新高島平支店や乗蓮寺（東京大仏）も周囲にあります。
さらに、高島平緑地や新河岸水再生センター、陸上競技場も徒歩圏内にあり、地域住民にとって便利な環境が整っています。
バス路線については、板橋区コミュニティバス「りんりんGO」が駅前に運行しており、板橋市場を通るルートと下赤塚駅方面へのルートが利用可能です。これにより、新高島平駅は地域の交通網においても重要な役割を果たしています。
隣接駅
新高島平駅は、地域の交通のハブとして、今後も多くの人々に利用され続けることが期待されています。
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