星知弥

星 知弥（ほし ともや）について

星知弥は、1994年4月15日生まれで、栃木県那須郡那珂川町に出身のプロ野球選手です。ポジションは投手で、右投右打の選手であり、東京ヤクルトスワローズに所属しています。

経歴

プロ入り前

星は高校時代からプロスカウトの目に留まり、その才能が期待されていましたが、彼はプロ入りを選ばず明治大学に進学しました。大学では硬式野球部に参加し、1年生の春リーグで154km/hの速球を計測。その後の大学通算成績は、46試合の登板で4勝5敗、防御率は2.59という優れた成績を残しています。

彼の能力は評価され続け、2016年のドラフト会議において東京ヤクルトスワローズから2位指名を受けました。契約は同年12月に成立し、契約金7000万円、年俸1200万円でチームに加わりました。背番号は24に決定します。

ヤクルト時代

2017年、星はプロとしての第一歩を踏み出しました。4月1日に横浜DeNAベイスターズ戦で初登板を果たし、5月7日には同チーム相手にプロ初勝利を挙げます。しかし、9月には右肘を疲労骨折し、手術を受けることとなりました。

2018年はリリーフとして出場し、9月には約1年ぶりに先発としてマウンドに立ち、6回1失点の好投で勝利を収めました。しかし、2019年はオープン戦から調子が上がらず、主要な中継ぎとして10試合の登板を果たすも防御率は8.53という低迷が続きました。

2020年はロングリリーフで出場しましたが、辺に多くの失点を許し、防御率は5.25と振るわない結果に終わりました。2021年には登板数は減ったものの、防御率は向上しました。2022年にはわずか7試合の登板に留まり、安定感を欠く年となりましたが、2023年にはキャリアハイの47試合に登板し、20ホールドを記録し、見事な活躍を見せました。

選手としての特徴

星は、大学時代に最速156km/hの直球を記録した強力な右腕です。多彩な変化球も操り、ツーシーム、スライダー、フォーク、カーブ、チェンジアップなどを巧みに使い分けることができます。特に2023年にはリリーフとして155km/hの速球を記録し、彼の投球スタイルを確立しました。

主な記録

• - 初登板: 2017年4月1日、対横浜DeNAベイスターズ戦での登板。
• - 初勝利: 2017年5月7日、横浜スタジアムでの対DeNA戦。
• - 初セーブ: 2021年9月23日、対横浜DeNAベイスターズ戦での記録。
• - 初打席・初安打: 2017年4月23日、広島東洋カープ戦での安打。

人物

星は「愛唄」GReeeeNを登板曲として起用しており、明治神宮外苑創建90年記念奉納試合にも出場しました。今後の活躍が期待される選手として、その成長を見守るファンも多いことでしょう。

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