曽我部修司

曽我部 修司（そがべ しゅうじ）

曽我部修司は、1981年11月29日生まれの日本のイラストレーター及び漫画家です。沖縄県に生まれ、札幌市で育った彼は、現在東京都に居住し、イラスト制作のために多くの時間を割いています。彼は、PERSPECT社の社長としての役割を持ち、同社のイラストグループ「FiFS」のリーダーでもあります。

彼の作業スタイルは、アニメやゲームグラフィック制作のスタジオ形式を踏襲しており、主にアシスタントたちに大部分の作業を任せる形をとっています。特に漫画の制作では、彼自身がネームと下書きを担当し、その後のペン入れや背景、演出などはアシスタントが行うため、作品ごとに絵柄に違いが出ることがあります。このスタイルが影響することで、特にゲームを原作とするコミカライズにおいては、元の作品と異なる絵柄になることも珍しくありません。

初の連載作品である『ペルソナ3』と、再度連載を開始した『ペルソナ4』は、比較的原作ゲームのキャラクターデザインに準じたスタイルで描かれ、ファン感謝の声を集めました。しかし彼のメディアへの露出が多いためか、『ゴッドイーター』に関しての誤解も多く、実際はメインキャラクターデザインを手がけたのはバンダイナムコゲームスのデザイナー、板倉耕一であることを知らない人も数多くいます。曽我部は、主人公が身に着けるフェンリルの制式軍服や一部の広報イラストを担当しました。

代表的な作品

曽我部修司の作品は、漫画やイラスト、ゲームのキャラクターデザインに広がります。主な漫画作品には、以下のタイトルがあります：

• - プラトニックチェーン Selected Stories Vol.03（2005年7月27日）
• - ペルソナ3（アトラス、2007年4月号 - 2009年2月号、電撃マ王などで連載）
• - オイレンシュピーゲル（原作・原案：冲方丁、2007 WINTER - 2008 SUMMER）
• - 黒き翼のカドルヴェイン（2008年12月号 - 2009年12月号）
• - ペルソナ4（アトラス、2008年11月号・2009年2月号以降、2019年5月号まで連載）

イラスト作品では、以下のような著名な作品があります：

• - 悠久の車輪
• - ヘッドホン少女画報（学習研究社、2009年8月）
• - ツギハギ運命翅（バタフライ）1 〜新宿デイズ〜（著：熊谷純、2013年）
• - バニラ A sweet partner（著：アサウラ、2007年4月）など。

ゲーム関連のキャラクターデザインにも携わる

ゲーム分野でも多くの作品にキャラクターデザインを提供しています。代表的なタイトルは以下の通りです：

• - 旋光の輪舞（2005年）
• - ゴッドイーター（2010年）
• - アイドルマスター SideM（2014年）
• - バンドやろうぜ！BLAST（2016年）
• - スーパーロボット大戦30（2021年）など。

彼の多才な才能は、漫画、イラスト、ゲームとさまざまなメディアで花開いており、今後の活動にも期待が寄せられています。公式ブログやSNSでも彼の最新情報を発信しており、ファンとの交流を大切にしています。

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