木村蓮太朗

木村蓮太朗 - 日本のプロボクサー

木村蓮太朗（きむら れんたろう）は、日本のプロボクサーで、1997年6月12日に静岡県田方郡で生まれ、駿河男児ボクシングジムに所属しています。彼はプロボクシングの世界で急速に成長を遂げている若手選手です。彼の従兄である木村天汰郎もプロボクサーとして知られ、ボクシング一家に生まれ育ったと言えます。

職業人生の始まり

木村のボクシングキャリアは、高校入学により始まりました。それ以前は小学2年生から極真空手を学び、様々な格闘技の基礎を培ってきました。彼は飛龍高校に入学し、更にボクシングへの情熱を注ぐようになりました。進学先の東洋大学では、ボクシング部に入り、数々の大会で素晴らしい成績を収めました。

アマチュア時代

彼のアマチュアボクシング時代は順調で、2016年には全日本選手権バンタム級で優勝を果たしました。また、2017年と2019年の国体ではライト級での優勝を重ね、2019年には東洋大学ボクシング部の主将に任命され、チームを関東リーグ初優勝に導きました。彼自身も最優秀選手賞を受賞し、その才能を証明しました。

プロ転向とデビュー

2020年の春、木村はプロボクサーへの転向を決意しました。3月に行われたB級プロテストでは、実績のある選手である日本フェザー級王者佐川遼との対戦を経て合格し、そのわずか数日後のプロデビュー戦である7月22日には、後楽園ホールで東祐也相手にTKO勝ちを収める快挙を達成しました。

直後の試合でも連勝を重ね、2021年には日本スーパーフェザー級ランキングに名を連ねるようになりました。特に、9月5日の試合では、初回と4回にダウンを喫しながらも、後半の追い上げで逆転勝利を収めるなど、数々の感動的な試合を展開してきました。

初の黒星

しかし、2021年12月9日に行われた前田稔輝との対戦でプロ初黒星を喫しました。この敗北は木村にとって大きな試練となり、さらなる成長の足がかりへと導くこととなりました。

復帰と課題

2023年には、復帰戦を迎え、干場悟との試合で見事な判定勝ちを収めます。さらに、同年11月にはフィリピンのジェイソン・ブエナオブラ相手に勝利を収め、確かな復調を示しました。しかし、その後の試合スケジュールでは体重管理の問題が発生し、規定に違反した結果としてライセンスが停止されることとなりました。

新たな挑戦

木村は2025年の1月に復帰戦を行い、初回KO勝ちを果たすことで再び注目を浴びました。それから、JBCのランキングに戻ることに成功し、今後のますますの活躍が期待される選手として注目されています。

戦績まとめ

木村蓮太朗のアマチュア戦績は88戦72勝（26KO）16敗であり、プロでも10戦9勝（5KO）1敗という素晴らしい成績を残しています。今後の彼の動向から目が離せません。

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