札幌国際大学

札幌国際大学について

札幌国際大学（さっぽろこくさいだいがく）は、日本の私立大学であり、北海道札幌市清田区に本部を構えています。この大学は、学校法人札幌国際大学によって運営され、1951年に設立された学校法人からその歴史を辿ることができます。

沿革

大学の歴史は、1951年にまで遡ります。最初は学校法人札幌静修学園として設立され、その後1976年に法人名が変更されました。1993年に静修女子大学として新たにスタートし、人文・社会学部の学科が設置されました。1997年には札幌国際大学として名称が改称され、新たな学部や大学院が整備されました。

その後、1999年4月には全学部が男女共学制に移行し、新たに観光学部が設立されました。また、短期大学部も改編され、情報教育センターや記念館が新設されました。2000年代に入ると、学部や学科の改称や新設が相次ぎ、特に2006年には心理学や現代文化に関する学科への改組が行われ、教育の多様化が進められました。

近年では、2016年にスポーツ健康指導研究科が新設され、2022年に人文学部に国際教養学科が追加されるなど、学生のニーズに応える新しいプログラムが登場しています。

学部・学科

札幌国際大学は、以下の学部と学科構成を持っています。

• - 人文学部

- 現代文化学科
- 国際教養学科
- 心理学科
- 臨床心理専攻
- 子ども心理専攻

• - 観光学部

- 観光ビジネス学科
- 国際観光学科

• - スポーツ人間学部

- スポーツビジネス学科
- スポーツ指導学科

• - 大学院

- 観光学研究科
- 観光学専攻（修士課程）
- 心理学研究科
- 臨床心理専攻（修士課程）
- スポーツ健康指導研究科
- スポーツ健康指導専攻（修士課程）

特に臨床心理専攻は実務経験がなくても臨床心理士の資格取得を目指すことができます。また、心理相談研究所が併設されており、学生や教員による有料カウンセリングが行われています。

他大学との関係

札幌国際大学は、国際的な学術交流を促進しており、華東師範大学や国立高雄第一科技大学、大邱大学校などとの協定を結んでいます。これにより、留学生の受け入れを行い、国際的な視野を広げる教育環境が整備されています。

大学関係者と出身者

この大学には多くの著名な教職員や卒業生がいます。経営学を専門とする有澤恒夫教授や、元民俗学者の大月隆寛教授などが名を連ねています。また、出身者の中には登山家の栗城史多さんやカーリング選手の石垣真央さん、ビジネスマンやアーティストとして活躍する人々が多くいます。

学生生活

札幌国際大学では、学生の生活や学ぶ環境において一定のルールが定められています。例えば、奇抜な髪型の禁止や、大学内での喫煙禁止などの厳格な校則が設けられています。また、留学生の受け入れる取り組みも強化されており、多様性を尊重する姿勢が見受けられます。

札幌国際大学は、教育の質を向上させるために常に変化し続ける大学であり、学生の成長を支援する環境を整えています。

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