札幌国際大学短期大学部

札幌国際大学短期大学部について

札幌国際大学短期大学部（Sapporo International University Junior College）は、北海道札幌市清田区に位置する私立大学で、1969年に設立されました。その昔は静修短期大学として知られていましたが、現在は「札幌国際大学短期大学部」として再編成され、優れた教育プログラムと職業訓練を提供する機関としての地位を確立しています。

学校の概要

札幌国際大学短期大学部は、もともと独立した短期大学として設立され、かつては5学科を持ち、850名という大人数の学生を受け入れていました。現在は札幌国際大学の学部に統合される形で、2つの主要学科、すなわち「総合生活キャリア学科」と「幼児教育保育学科」が設置されています。

建学の精神

この大学の教育理念は、「真理を探求し、自由を愛し、自立した個人を育てる」ことに重きを置いています。具体的には、地域社会に貢献できる創造的な人材を育成し、日本人としての自覚と誇りを持つ国際人の育成を目指しています。

教育プログラム

札幌国際大学短期大学部では、質の高い教育を提供するために様々なコースが用意されています。

• - 総合生活キャリア学科

この学科では、「総合生活」、「オフィスキャリア」、「英語キャリア」という3つのコースがあります。現場での実践的な学びを重視し、企業でのインターンシップも実施しています。たとえば、赤ちゃん本舗や北洋銀行などと提携し、実務経験を積む機会が設けられています。また、TOEICやTOEFLなどの資格取得支援も充実しており、学生の国際的な競争力を高める取り組みが行われています。

• - 幼児教育保育学科

この学科では、オペレッタや人形劇などの創作活動を通じて、幼児教育のスキルを磨くことができます。特に、子どもたちへの教育とケアに特化しており、保育士の資格を取得しやすい環境が整っています。

学風と特色

札幌国際大学短期大学部は、歴史的に女子教育に注力してきた伝統を持っており、学生たちの自立心や創造性を養う教育が重要視されています。評価機関からの第三者評価でも「適格」とされ、教育の質が認められています。

沿革

設立以来、いくつかの名称変更があり、各学科も時代に応じて改編が行われています。最初の学科は家政学科と幼児教育学科で、1989年には英語学科が設置されました。

学生生活

札幌国際大学短期大学部では、学生の多様なニーズに応えるため、スポーツ系や文化系のクラブ活動も充実しています。例えば、バレーボール、サッカー、茶道、合唱など多彩なクラブがあり、学生生活を豊かにする要素がそろっています。また、毎年6月には「清麗祭」と呼ばれる学園祭が開催され、学生と教職員が一体となって楽しむ時間が設けられています。

就職と進路

卒業生の多くは、様々な業種への就職を果たしており、特に総合生活キャリア学科の学生は、一般企業への進路を選ぶケースが多いです。名だたる企業への就職実績があり、社会で即戦力となる人材を輩出しています。一方で、幼児教育保育学科の卒業生は、幼稚園や保育所など、児童と直接関わる専門職に進むことが多く、地域社会に貢献しています。

まとめ

札幌国際大学短期大学部は、質の高い教育、活発な学生生活、地域社会への貢献を志向した教育環境を提供しています。これからも、学生たちが持つ潜在能力を引き出し、地域に必要な人材を育成し続けることが期待されます。

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