杉基イクラ

杉基イクラ:多様なジャンルで活躍する人気漫画家



杉基イクラ氏は、北海道夕張郡由仁町出身、埼玉県在住の女性漫画家です。8月17日生まれ、血液型はA型。数々の作品を発表し、青年漫画誌を中心に活躍する人気作家として知られています。

漫画家としてのキャリアは、くおん摩緒名義で『月刊Gファンタジー』に連載された『テイルズ オブ デスティニー』(2000年~2003年)から始まりました。その後、ペンネームを現在の杉基イクラに変更。富士見書房の『ドラゴンエイジ』にて『Variante -ヴァリアンテ-』や、桜庭一樹原作の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』のコミカライズなど、複数の作品を手掛けます。特に『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』は高い評価を受け、その後の活動の基盤となりました。

その後は、『月刊アフタヌーン』や『月刊ヤングジャンプ』といった青年誌を中心に活動の場を広げます。角川書店ヤングエース』では、細田守監督作品『サマーウォーズ』のコミカライズ(2009年~2010年)を手がけました。貞本義行氏によるキャラクター原案とのコラボレーションも話題を呼びました。

2010年からは、競技クイズをテーマにした『ナナマル サンバツ』(協力:セブンワンダーズ)の連載を開始(『ヤングエース』)。本作は2017年にテレビアニメ化され、日本テレビ系列で放送されました。クイズ漫画という珍しい題材ながら、緻密な構成と魅力的なキャラクターで人気を博しました。

2022年以降は、よも灯名義でボーイズラブ作品を中心に執筆活動を展開しています。BLジャンルにおいても、独特の世界観と繊細な描写で多くの読者を魅了しています。

杉基イクラ氏の作品リストは多岐に渡り、ライトノベルや小説のコミカライズ、読み切り作品、さらにはイラストレーションなども含めると膨大な数になります。光彩書房から刊行された初期作品から、近年発表されたBL作品まで、その作風は常に進化し、多様なジャンルに挑戦し続けています。

主な作品としては、『テイルズ オブ デスティニー』、『Variante -ヴァリアンテ-』、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』、『サマーウォーズ』、『ナナマル サンバツ』などがあります。これらの作品は、それぞれのジャンルにおいて高い人気と評価を獲得しています。

また、イラストレーションの分野でも活動しており、小説や書籍の挿絵、表紙イラストなどを手掛けています。細田守監督作品『サマーウォーズ』関連の書籍や、角野栄子氏、山中恒氏らの作品にイラストを提供するなど、幅広い分野でその才能を発揮しています。

杉基イクラ氏は、漫画家としての確かな実力に加え、多様なジャンルへの挑戦と、繊細で緻密な描写が持ち味です。今後も、その才能で多くの読者を魅了し続けることは間違いありません。公式ブログやTwitterアカウントを通じて、最新情報を確認することができます。

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