村林一輝

村林 一輝のプロフィール

村林一輝（むらばやし いつき）は、1997年10月6日生まれのプロ野球選手で、内野手を務めています。彼は大阪府堺市東区出身であり、現在は東北楽天ゴールデンイーグルスに所属しています。投打は右、背番号は66です。

経歴

プロ入り前

村林は小学校1年生の時に菩提フォルコンズで野球を始め、その後小学5年生から美原ベアーズに所属しました。堺市立南八下中学校を経て、大阪府立大塚高等学校に進学。高校1年生から遊撃手と投手としてレギュラーを獲得し、2年生の秋にはエースとして4番を務めました。3年生の夏には全国高等学校野球選手権大阪大会で好投を見せましたが、初戦で敗退しました。

2015年のプロ野球ドラフトでは、東北楽天ゴールデンイーグルスから野手として7位で指名され、契約金2000万円と年俸500万円で契約し、プロの世界に足を踏み入れました。大塚高校出身者として初のプロ選手となりました。

楽天時代

2016年には主に育成試合と二軍での出場が中心で、ファームでは無安打に終わりましたが、翌2017年には二軍で119試合に出場し、打率.246を記録して一軍昇格を果たします。初の一軍出場は対千葉ロッテマリーンズ戦で、プロ初安打も決めました。

2018年から2020年にかけては出場機会を増やしていきましたが、打撃面で苦しむ場面が多く、特に2020年には一軍での出場は限られました。しかし、ファーム日本選手権では決勝打を含む大活躍を見せ、MVPを獲得するなどの実績を上げました。

2021年には、対福岡ソフトバンクホークス戦でプロ初本塁打を放ち、79試合に出場。2022年も多くの試合に出場し、内野の全ポジションを守る守備力を発揮しました。2023年には、自己最高の98試合に出場し、打率.256、2本塁打、32打点を記録。年俸も大幅に増額され、2700万円で契約を更改しました。

選手としての特徴・人物

村林の持ち味はその高い守備力です。球際の強さや地肩の強さを兼ね備え、内野全ポジションをこなす器用さも評価されています。村林自身は、遊撃手のポジションでゴールデングラブ賞を獲得することを目指しています。2023年の同賞の記者投票では4位に終わったものの、選手間の推薦による守備部門では3位に選ばれるなど実力を示しています。

打撃面については課題を抱えているものの、高校時代には投手として143km/hを投げた経験もあり、野手としては遠投110mや50m走6秒2の記録も残しています。

個人的には「いっくん」「いっちゃん」「ムラ」と呼ばれ、風貌が歌舞伎役者・市川海老蔵に似ていると評価されることもあるようです。2024年10月2日には結婚していたことが公表されました。

まとめ

村林一輝は、守備力に優れた内野手として楽天ゴールデンイーグルスで活躍しており、今後の成長が期待される選手です。多才なプレースタイルを追求し続ける彼の姿勢は、多くのファンから支持されています。

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