東京グレートベアーズ

東京グレートベアーズについて

東京グレートベアーズは、株式会社ネイチャーラボが設立した男子バレーボールクラブで、2024-25シーズンにはSV.LEAGUE MENでプレーします。本クラブは2022年6月にV.LEAGUE DIVISION1のFC東京から譲渡され、同年6月に正式にチーム名として「東京グレートベアーズ」に決定しました。チーム名に込められた意味は、北斗七星を象徴し、選手やサポーターとともに地域や世界と繋がる存在を目指すという意気込みを反映しています。

運営と歴史

東京グレートベアーズは、ネイチャーラボのグループ企業である株式会社グレートベアーズによって運営されています。2021年12月には、FC東京が活動休止を発表し、美容健康雑貨を提供するネイチャーラボがチーム譲受に向けて動き出しました。2022年4月26日にFC東京からの譲受が確定し、同年5月より新しいチームとして活動を開始しました。

チーム誕生の日は、6月1日で、マスコットキャラクター「グレベアくん」も同年8月16日に発表されました。グレベアくんはおおぐま座を基にしており、チームカラーである情熱をイメージしたピンク色が特徴です。

2022-23シーズンの展望

2022-23シーズンでは「バレーボールだけに留まらない」というビジョンを掲げ、選手たちが自身のSNSを通じて積極的に発信。さらに、ホームゲームでは観客を楽しませる演出を織り交ぜ、バレーボールを単なるスポーツとしてではなく一つのエンターテイメントとして楽しんでもらうことを追求しました。特に、2023年3月4日から5日の有明コロシアムでの試合では8142人の観客を記録し、V.LEAGUE MENでの新記録を樹立しました。

その一方で、リーグ戦ではFC東京時代から順位を伸ばせず、8位にとどまりましたが、入替戦を回避し無事にV1残留を果たしました。また、3月15日には第71回黒鷲旗全日本選抜大会への出場辞退を発表し、新たにビーチバレーに取り組むプロジェクトを始動すると報告しました。

パートナーシップと新たな展開

2023年4月26日、イタリアのパッラヴォーロ・パドヴァとクラブ間で戦略的なパートナーシップを締結。この提携により、両国でのブランドの認知度を高め、人材交流やビジネス機会の創出を図っています。そして、2022-23シーズンの終了をもって監督が退任し、新たにフィンランド出身のカスパー・ヴオリネン氏が指揮を執ることが決まりました。

2023-24シーズンの挑戦

2023-24シーズンにはカスパー体制のもと、さらなるチーム強化が目指されています。日本代表選手の深津旭弘や柳田将洋を新たに獲得することで、チームの競争力を高めた結果、2024年3月3日の日本製鉄堺ブレイザーズ戦では8749人の入場者を記録し、前シーズンの記録を更新しました。

チームの成績と未来

東京グレートベアーズは、これまでのところ大きなタイトルは獲得していませんが、チームとしての成長や地域への影響力を大切にし、ファンの心をつかむための努力を重ねています。今後の成績向上と共に、地域の人々との絆を深める取り組みが期待されます。公式ウェブサイトなどから最新情報をチェックし、ぜひ応援してください。

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