東京国際工科専門職大学

東京国際工科専門職大学について

東京国際工科専門職大学（International Professional University of Technology in Tokyo, IPUT）は、東京都新宿区に本部を置く私立の専門職大学です。2020年4月に学校法人日本教育財団によって開学されました。略称はIPUTで、最先端のテクノロジーとデザイン思考を融合させ、社会の変革を担う人材の育成を目指しています。

大学の理念と特徴

IPUTは、ソフトウェア技術の応用領域における変革を目標とし、「社会とともにあるデザイナー（Designer in Society）」の育成を理念としています。これは、デザイン思考を実践できる高度な情報技術者を養成することを意味します。単に技術を学ぶだけでなく、社会のニーズを理解し、革新的なソリューションを創出できる人材を育てることが、この大学の教育の中心となっています。

また、IPUTでは、以下の3つの教育理念を掲げています。

1. 科学的知識に基づく論理的思考能力と豊かな創造力の涵養: 科学的な根拠に基づいた思考力と、自由な発想を重視した創造性を育むことを目指しています。
2. 現実社会を直視・理解した上での高度な実践力の養成: 理論だけでなく、現実社会の課題を理解し、それに対応できる実践的な能力を養います。
3. 専門職としての心構え・態度の育成: 社会で活躍する専門職としての倫理観や責任感を育成します。

沿革

IPUTの設立は、以下の通りです。

2019年8月30日：文部科学省の大学設置・学校法人審議会において、設置が「可」と答申されました。
2019年9月25日：東京国際工科専門職大学の開学発表会が開催されました。
2020年4月1日：東京国際工科専門職大学が開学しました。

所在地

大学は、東京都新宿区西新宿1丁目7-3に位置しています。新宿駅に直結するモード学園コクーンタワー内にあり、利便性が非常に高い立地です。同じ建物内には、東京モード学園、HAL東京、首都医校、東京通信大学、国際ファッション専門職大学などの教育機関や商業施設も併設されています。

教育組織

IPUTは工科学部の中に2つの学科を設置しています。

1. 情報工学科 (募集人員 120名)
AI戦略コース：人工知能技術を駆使し、ビジネスや社会の課題解決に貢献する人材を育成します。
IoTシステムコース：IoT（モノのインターネット）技術を活用し、スマートシティやスマートホームなどの構築に携わる人材を育成します。
ロボット開発コース：ロボット技術を開発し、さまざまな分野でのロボット応用を推進する人材を育成します。
2. デジタルエンタテインメント学科 (募集人員 80名)
ゲームプロデュースコース：ゲームの企画、開発、運営を担う人材を育成します。
CGアニメーションコース：高度なCGアニメーション技術を駆使し、クリエイティブな映像作品を生み出す人材を育成します。

大学生活の特徴

IPUTでは、学生が学習に集中できる環境を提供するため、サークル活動や文化祭などのイベントは実施されていません。時間割は固定されており、計画的に学習を進めることが推奨されています。

その他の情報

大学の詳細については、以下の公式ウェブサイトをご参照ください。

東京国際工科専門職大学
東京国際工科専門職大学 (@iput_univ) - X（旧Twitter）
* 学校法人日本教育財団

IPUTは、テクノロジーとデザインの融合により、未来を創造する人材育成に力を入れています。興味のある方は、ぜひ詳細をご確認ください。

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