東城りお

東城りおのプロ雀士としての歩み

東城りお（とうじょう りお）は、1990年9月18日生まれ、秋田県潟上市出身のプロ雀士です。日本プロ麻雀連盟に所属しており、かつてはMリーグのセガサミーフェニックスに所属していました。

来歴

彼女は小学校時代、父親が楽しむパソコンゲームを通じて麻雀に興味を持ちました。しかし、運動にも秀でていて、バスケットボールや水泳、陸上に熱中した青春時代を送りました。高校に進学するも肺気胸を患い、スポーツを続けられなくなったため、ゲームに没頭する生活が始まります。高校を中退後、17歳でタレントを目指して上京しますが、事務所の突然の閉鎖によりアルバイト生活に突入。19歳の時に雀荘でウエイトレスの仕事をし、プロ雀士という職業の存在を知ります。この経験が、彼女がプロ雀士を目指すきっかけとなったのです。

2010年に日本プロ麻雀協会に加入し、プロテストに合格。プロ入り後、著名な雀士たちの影響を受け、2011年には日本プロ麻雀連盟に移籍します。2014年には麻雀格闘倶楽部の選抜戦で人気3位に輝くなど、次第に彼女の名は広まります。

2015年にはグラビアタレントとしても活動を開始し、『女神降臨』に出演したことで知名度が急上昇しました。

私生活

2018年に結婚し、長野県に移住したものの、麻雀から遠ざかることになります。しかし、数年後に離婚し、再びプロ雀士としての道を歩み直しました。2021年には「第15期夕刊フジ杯麻雀女王決定戦」で優勝を果たし、さらにはMリーグのドラフトでセガサミーフェニックスに1巡目指名されたことが彼女のキャリアにおいて注目された瞬間です。彼女はその後も着実に成績を残し、2023年には鳳凰戦Dリーグに昇格しました。特筆すべきは、Mリーグでのプレーにおいても、配牌の運が広がるシーンを披露し、ファンを魅了しました。

雀風・人物

東城りおの雀風は攻撃的で、彼女自身の言葉を借りると「最短ルートを辿りたいタイプ」とのこと。彼女の魅力は、強気に攻める姿勢です。また、彼女は夜型のライフスタイルを持ち、十分な睡眠を確保することでパフォーマンスを発揮しています。好きなアニメや漫画があり、特に『魔法少女まどか☆マギカ』や『銀魂』を愛しています。

彼女の芸名は、『銀魂』の名キャラクターから取られたもので、名前の由来はパチスロのゲーム名から来ています。

主な戦績

彼女のキャリアの中での輝かしい実績には、第15期夕刊フジ杯の優勝や、Mリーグでの活躍があります。麻雀界において彼女はただの雀士に留まらず、メディアの舞台でも存在感を発揮し、今後の活動にも期待が寄せられます。

作品と出演

彼女は映画『麻雀最強戦 the movie』や様々なDVD作品にも出演し、雀士としてだけでなく、エンターテイナーとしても幅広いジャンルで活躍しています。2023年に音楽活動も開始し、バンド『Drawing』ではボーカルを担当しています。ジャズやポップスなど、様々な音楽を通じて新たな表現を行っています。

東城りおは、常に新しい挑戦を続け、ファンを楽しませる存在であり、これからも彼女の成長と活躍に目が離せません。

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