東急プラザ銀座

東急プラザ銀座：銀座のランドマーク

東急プラザ銀座は、東京都中央区銀座五丁目、銀座・数寄屋橋交差点に建つ複合商業施設です。かつて銀座東芝ビルが建っていた跡地に、東急不動産ホールディングスによる再開発事業によって誕生しました。東急グループが本格的に銀座に進出した象徴的な施設であり、開業当初から大きな話題を集めました。

建築とデザイン

建物のデザインは、銀座の伝統と未来への革新性を融合させたものです。ファサードには、日本の伝統工芸である江戸切子をモチーフとした意匠が施され、銀座・数寄屋橋交差点の新たなランドマークとして存在感を放っています。また、来街者が自由に過ごせる「都市の広場」も備え、快適な空間を提供しています。地下1階は東京メトロ銀座駅と直結しており、アクセスも抜群です。施設のコンセプトは「Creative Japan 世界は、ここから、おもしろくなる」で、銀座らしさを再定義する試みがなされています。

テナントと施設構成

東急プラザ銀座には、ファッション、ライフスタイル、フード&カフェ、レストランなど、多様なジャンルの約125店舗が出店しています。開業当初は、ロッテ免税店銀座、東急百貨店によるセレクトショップHINKA RINKA、東急ハンズの新業態HANDS EXPOなど、話題性のある店舗も多く、高い注目を集めました。これらの店舗はその後、一部閉店していますが、現在も多くの魅力的なショップが営業を続けています。

施設は地下2階から地上11階、屋上庭園まであり、各フロアには様々なショップやレストランが配置されています。地下2階と地下1階には、食料品や雑貨を扱う「GINCHIKA MARCHE」があり、1階から5階は主にファッション関連の店舗が並びます。6階には「ZUKAN MUSEUM GINZA」があり、子供から大人まで楽しめる空間となっています。8階と9階には「LOTTE DUTY FREE」が入居し、免税ショッピングが可能です。10階と11階はレストランフロア「GINMACHI DINING」となっており、食事を楽しむことができます。屋上には休憩スペース「KIRIKO TERRACE & Caf」があり、銀座の街並みを眺めながらリラックスできます。各フロアの営業時間は午前11時から午後9時までですが、一部フロアは午後11時まで営業しています。

沿革と売却

東急プラザ銀座の敷地には、かつて「銀座TSビル（銀座東芝ビル）」、そして「数寄屋橋阪急」が存在していました。その後、東急不動産が取得し、再開発を経て2016年3月31日に東急プラザ銀座が開業しました。2023年4月5日には、三井住友トラスト・パナソニックファイナンスに売却されましたが、施設名称や運営は東急不動産が継続しています。この売却は、東急不動産HDの事業ポートフォリオと資産ポートフォリオの効率化の一環として行われました。

アクセス

東急プラザ銀座へのアクセスは非常に便利です。JR山手線、京浜東北線有楽町駅から徒歩4分、東京メトロ[[銀座線]]、丸ノ内線、日比谷線銀座駅から徒歩1分など、複数の路線からアクセス可能です。

まとめ

東急プラザ銀座は、伝統と革新が融合した魅力的な商業施設です。多様なテナント、優れたアクセス、そして銀座という立地が相まって、多くの人々を引きつけ続けています。これからも銀座の街を代表するランドマークとして、発展を続けることでしょう。

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