東筑紫短期大学

東筑紫短期大学の概要

東筑紫短期大学（ひがしちくしたんきだいがく）は、福岡県北九州市小倉北区下到津に本部を構える私立の短期大学です。この大学は、1936年に創立され、1950年に正式に短期大学として設置されました。3学科を有し、2004年度からは一部男女共学となりました。

建学の理念

この大学が掲げる教育の基本方針は、「宇宙の根源をなす神の意志をもって心とする平和理念に基づいた教育」です。これは、学生に対して心の成長と倫理的な教育を重視した内容となっています。

学科構成と特色

保育学科

保育学科は50年以上の歴史を持つ伝統的な学科で、未来の保育士を育成しています。保育士資格と幼稚園教諭二種免許を取得できるカリキュラムが整っています。

食物栄養学科

この学科も半世紀以上の歴史があり、栄養士資格や栄養教諭二種免許を取得可能です。栄養に関する理論だけでなく、薬理学や医療事務の授業も提供されており、幅広い知識を得られます。

介護福祉専攻

介護福祉専攻は、保育士資格を持つ学生を対象にした1年間の修業課程です。この専攻を通じて、介護福祉士資格を取得することができます。

学風と特長

東筑紫短期大学は元々女子のための短大でしたが、現在は一部共学制を導入しています。このため、依然として女子短大のイメージが残っています。また、ファッションショーは当大学の名物イベントとして知られ、多くの参加者を集めています。

沿革

この大学の歴史は1936年に筑紫洋裁女学校として始まり、その後、いくつかの変遷を経て1950年に短期大学が開学されました。以降、学科の改編や新設が行われ、現在の教育体系が形成されています。特に1960年代から1980年代にかけての変革が著しく、新しい学科やプログラムが続々と追加されました。

学生生活

クラブ活動

東筑紫短期大学では各種クラブ活動が活発に行われています。体育系のクラブには卓球、バレーボール、テニスなどがあり、文化系のクラブには茶道、美術、リズム、音楽など多彩です。

学園祭

毎年11月に開催される学園祭は、大学生活の一大イベントとなっており、学生たちがさまざまなパフォーマンスを披露します。

進路と卒業後の進路

学科ごとに異なる進路が設定されており、保育学科からは保育士や幼稚園教諭、食物栄養学科からは医療機関や社会福祉施設での勤務が多いです。就職先として多様な業種があり、実績も豊富です。

交通アクセス

大学はJR日豊本線の南小倉駅からのアクセスが可能で、通学も便利です。

以上が東筑紫短期大学の概要と特徴です。教育理念に基づいたしっかりとしたカリキュラムが整えられており、学生生活も充実している環境が整っています。

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