東萩駅

東萩駅（ひがしはぎえき）

東萩駅は、山口県萩市大字椿東に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）山陰本線の駅です。萩市の中心部に最も近い駅であり、観光の拠点として重要な役割を果たしています。

概要

かつては特急「いそかぜ」が停車していましたが、2005年の廃止以降は定期優等[[列車]]の運行はありませんでした。しかし、2017年からは山口DCを記念した快速「○○のはなし」の始発着駅となり、再び優等[[列車]]が乗り入れるようになりました。また、特別な「トワイライトエクスプレス」の山陰ルートでも停車駅に設定され、2017年6月からは団体専用列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の停車駅となっています。

歴史

1925年（大正14年）11月1日：鉄道省美禰線（現・山陰本線）萩駅 - 当駅間延伸時に終着駅として開設。
1929年（昭和4年）4月24日：美禰線奈古駅 - 当駅間延伸、途中駅となる。
1935年（昭和10年）：駅舎改築。
1933年（昭和8年）2月24日：当駅を含む美禰線の一部区間が山陰本線に編入。
1973年（昭和48年）7月：白壁武家屋敷風の鉄筋コンクリート造2階建て駅舎に改築。
1983年（昭和58年）12月31日：貨物取扱廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
2017年（平成29年）6月17日：「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の停車を開始。
2021年（令和3年）8月31日：みどりの窓口営業終了。9月1日：簡易委託駅化。

駅構造

単式・島式ホーム複合型2面3線を有する地上駅で、列車交換や折り返しが可能です。駅舎は1番ホーム側にあり、2・3番ホームへは跨線橋で連絡しています。長門鉄道部管理の簡易委託駅であり、駅舎内には券売機が設置されています。2021年9月以降は萩市観光協会が窓口業務を受託し、乗車券・回数券・定期券を販売しています。観光案内所も併設されており、観光パンフレットの配布や手荷物預かりサービスも行っています。

のりば

1番のりば：上り本線
2番のりば：下り本線
3番のりば：上下副本線

利用状況

近年は観光客の利用も増加傾向にあります。

駅周辺

駅の西側にはロータリーがあり、バス停が設置されています。駅前には「萩レインボープラザ」がありましたが、再改装を経て「萩ロイヤルインテリジェントホテル」として営業を再開しています。駅周辺には高層マンションも建設されています。

駅近くの国道191号沿いには、萩城天守1/6復元模型があります。また、松本川を渡ると萩市の中心部に入ります。主要な観光スポットへのアクセスも便利です。

駅裏には「椿東ショッピングパーク」がありますが、駅からのアクセスは考慮されていません。公共交通機関を利用する場合は、萩循環まぁーるバスへの乗り換えが必要です。

主な周辺施設

松陰神社
松下村塾
吉田松陰幽囚の旧宅
伊藤博文旧宅
郡司鋳造所
東光寺（萩藩主毛利家墓所）
萩反射炉
萩港

バス路線

防長交通と中国ジェイアールバスの路線バスが発着しています。

高速バス「スーパーはぎ号」：新山口駅方面
普通：大田中央・新山口駅方面
山口駅・湯田温泉通方面
急行：秋芳洞方面
快速：青海大橋 / 津和野方面
萩商工高校前方面
越ヶ浜 / 奈古方面
吉部 / 堀越方面
惣良台 / 阿武川温泉方面
萩循環まぁーるバス東回り

隣の駅

JR西日本
山陰本線：越ケ浜駅 - 東萩駅 - 萩駅

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