松江市営陸上競技場

松江市営陸上競技場について

松江市営陸上競技場は、島根県松江市にある松江総合運動公園内に位置する陸上競技専用の施設です。この競技場は松江市が所有し、株式会社MIしまねがその運営管理を担当しています。1981年に完成したこの競技場は、様々なスポーツイベントに利用される公認の第2種陸上競技場です。

構造と設備

基本情報

• - 建物構造: メインスタンドは鉄筋コンクリート造りで、一部は3階建て。
• - 建築延面積: 6,784平方メートル。
• - 総工費: 約10億5000万円。
• - 竣工日: 1981年3月31日。
• - 敷地面積: 36,274平方メートル

競技エリア

競技場のグラウンド面積は22,506平方メートルで、トラックとフィールドが組み合わさっています。トラックは1周400メートルで、8コースを備えています。また、フィールドには陸上競技のための十分なスペースが確保されています。特に、走高跳、棒高跳、走幅跳、三段跳、やり投げ、砲丸投げなどが行えるため、多彩な競技に対応しています。

収容人員と観客席

この競技場の収容能力は24,000人で、観客席はメインスタンドに5,000席、芝スタンドに19,000席が設けられています。また、車椅子用の席も搭載されているため、身体の不自由な方でも安心して観戦できます。照明設備は設置されていないため、昼間の競技が主に行われています。

補助競技場

競技場には松江市営補助競技場もあります。こちらは敷地面積が18,550平方メートルで、トラックは1周435メートル、直線走路は130メートルを備えています。また、人工芝のフィールドがあるため、サッカーなどにも活用されています。この補助競技場は照明も完備しているため、夜間の練習や試合にも対応可能です。

主な大会

松江市営陸上競技場では数々の大会が開催されています。特に、1982年の第37回国民体育大会（くにびき国体）や1989年の第16回全日本中学校陸上競技選手権大会、さらには2002年の全日本マスターズ陸上競技選手権大会など、多種多様なイベントが行われてきました。また、サッカーの天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会や、FC神楽しまねのホームゲームもここで行われています。

交通アクセス

松江市営陸上競技場へのアクセスは公共交通機関と車が便利です。JR松江駅からはバスで約20分、「運動公園前」下車後、徒歩3分の距離です。また、車の場合は山陰自動車道の松江中央ICから約3分の距離に位置しています。

まとめ

松江市営陸上競技場は、大規模なスポーツイベントに対応できる設備を備えた競技場です。多くの人々が集まり、地域のスポーツ振興に寄与する重要な施設として機能しています。

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