枢やな

枢やなについて

枢やな（とぼそやな）、1984年1月24日生まれの女性漫画家で、埼玉県蕨市で生まれ、現在は神奈川県横浜市に暮らしています。彼女の血液型はO型で、水瓶座です。まだ若いながらも、その作品は多くの支持を得ており、日本の漫画界に欠かせない存在です。

来歴

枢やなの漫画家としてのキャリアは、同人活動からスタートしました。2004年、彼女は『月刊Gファンタジー』（スクウェア・エニックス）に掲載された『9th』でデビュー。その翌年の2005年には、連載作品『Rust Blaster』を発表し、さらに2006年からは『黒執事』の連載を開始します。この『黒執事』は、特に著名な作品で、アニメ化やミュージカル化がされ、2014年には実写映画としても公開されました。

彼女はまた、簗緒ろく（やなおろく）というペンネームでもボーイズラブ作品を手掛けていた時期がありますが、現在はこの名義での活動は休止しています。2020年には、アニプレックスとウォルト・ディズニー・ジャパンが贈るモバイルゲーム『ディズニー ツイステッドワンダーランド』で、原案・メインシナリオ・キャラクターデザインを担当しました。これにより彼女の才能は漫画だけに留まらず、ゲーム制作にも発揮されることとなりました。

作品リスト

枢やな名義

• - 漫画

- 『9th』: 月刊Gファンタジー2004年12月号掲載の読み切り作品。
- 『プラトニックチェーン Selected Stories』: 2004年のアンソロジーに漫画を寄稿。
- 『Rust Blaster』: 月刊Gファンタジーで2005年11月号から2006年4月号まで連載、全1巻を刊行。
- 『黒執事』: 2006年10月号から現在も連載中の作品で、既刊34巻。
- 『ZOMBIE-LOAN公式アンソロジーコミック“ZOMBIE-LOAN”LOAN』: 表紙イラストと漫画を手掛けた（2007年）。
- 『革命機ヴァルヴレイヴ アンソロジーコミック』: 表紙イラストと漫画を担当（2013年）。

• - イラスト

- 『ガンガン戦-IXA-』: 2009年冬、2010年夏の表紙イラスト。
- アニメ『荒川アンダー ザ ブリッジ』: 12ブリッジエンドカード（2010年）。
- 『STAR DRIVER 輝きのタクト』: アンソロジーに表紙イラスト（2011年）。
- 『エルシャダイ』: アンソロジー表紙イラスト（2011年）。
- 『鋼の錬金術師 CHRONICLE』: イラスト掲載（2011年）。
- その他、数多くのタイトルにイラスト寄稿。

• - ゲーム・アニメ

- 『刀剣乱舞』: 2017年に日向正宗のキャラクターデザインを担当。
- 『ディズニー ツイステッドワンダーランド』: 2020年に原案、メインシナリオ、キャラクターデザインを担当。
- 『スケートリーディング☆スターズ』: 2021年、キャラクターデザイン原案。
- 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』: 2023年、第23話エンドカードを担当。

簗緒ろく名義

• - 作品:

- 『花少年-Flower Boy's 2』: 2005年、光彩書房のアンソロジーに参加。
- 『Glamorous Lip』: 2006年、光彩書房で発表。

枢やなの作品は、その独特なスタイルと緻密なストーリーテリングにより、多くのファンに支持されています。彼女の影響力は漫画にとどまらず、アニメやゲーム業界にも広がっており、今後の活動にも大いに期待が寄せられています。

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