栃木県なかがわ水遊園

栃木県なかがわ水遊園:清流と熱帯の魚たちが織りなす癒やしの空間



栃木県大田原市、那珂川のほとりに広がる『なかがわ水遊園』。2001年7月15日に開園したこの施設は、水産試験場に併設された水族館と、美しい自然を生かした公園が一体となった複合施設です。

見どころ満載の「おもしろ魚館」



水遊園の中核をなすのは、「おもしろ魚館」です。ここでは、関東地方を代表する清流・那珂川と箒川に生息する魚たちをはじめ、世界各地の淡水魚、そして色鮮やかな熱帯魚まで、多様な魚たちの世界を堪能できます。

圧巻のアマゾン熱帯魚ゾーン



最大の魅力は、なんといってもアマゾンの熱帯魚展示ゾーンでしょう。巨大な水槽に悠々と泳ぐピラルクーをはじめ、淡水エイなど、迫力のスケールで熱帯魚たちの生態を垣間見ることができます。ドーム型のトンネル水槽は、まるでアマゾンの川底を歩いているかのような、臨場感あふれる体験を提供してくれます。

那珂川の恵みを体感できる淡水魚ゾーン



那珂川の上流から下流域までを再現したジオラマ水槽では、それぞれの環境に適応した魚たちの姿を見ることができます。地域に根付いた自然環境とそこに生きる生き物たちの繋がりを肌で感じられる、貴重な展示です。

その他の展示



日本の淡水魚、熱帯魚、そして希少種なども展示されており、多様な魚たちの世界を網羅しています。ミツバヤツメの剥製や、絶滅危惧種のミヤコタナゴ、イトヨなども見ることができます。また、実際に魚に触れ合える水槽もあり、子供たちにも大人気のスポットです。

公園エリアで自然を満喫



「おもしろ魚館」以外にも、広々とした公園エリアには、水の広場、なかがわ展望台、お魚ふれあいステーション、芝生広場など、家族で楽しめる施設が充実しています。那珂川の美しい景色を眺めながら、のんびりとした時間を過ごすことができます。

アクセス



車でのアクセスも便利です。東北自動車道矢板IC、西那須野塩原IC、那須ICから約40分。広い駐車場も完備されているので、安心して訪れることができます。電車をご利用の場合は、JR宇都宮線西那須野駅から関東交通バスで約40分です。

珍しい来園者たち



水遊園には、時折、珍しい魚たちがやってきます。過去には、水色のアマガエル、金色のドジョウ、金色のナマズなどが来園し、来場者を楽しませてくれました。2016年には、体長約50cm、推定年齢約20歳の白いナマズが展示され、話題となりました。

まとめ



栃木県なかがわ水遊園は、アマゾンの熱帯魚から地元の希少種まで、多様な魚たちと自然を満喫できる施設です。家族連れはもちろん、魚好きの方にもおすすめのスポットです。那珂川の豊かな自然と、魅力的な水族館をぜひ訪れてみてください。

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