森木大智

森木 大智（もりき だいち）

森木 大智は、2003年4月17日生まれのプロ[[野球選手]]で、高知県土佐市が故郷です。現在は阪神タイガースに所属しており、右投げ右打ちの投手として活躍しています。彼の野球人生は幼少期から始まり、小学校でソフトボールを経験した後、軟式野球へと転向しました。小学6年生の頃には全国大会に出場するまでに成長し、その後の中学時代には注目すべき存在となりました。

経歴

プロ入り前

森木選手は、土佐市立蓮池小学校1年生の時に「蓮池ホワイトシャーク」に入団し、ソフトボールを学び始めました。その後、3年生の時に「高岡第二イーグルス」で軟式野球に転向し、投手や内野手、捕手としての技術を磨いていきました。特に、中学校3年生の夏には、全国大会で150km/hの速球を投げ、「スーパー中学生」としての称号を得ました。

その後、高知高等学校に進学し、1年生の夏からエースに。高知大会決勝に進出しながらも明徳義塾に敗北。肘の怪我で主に一塁手としてのプレーを余儀なくされました。2年生の夏は新型コロナウイルスの影響で甲子園大会が中止になり、県内の独自大会では3年生主体のチームのためにベンチ外となる事態が続きました。3年生の春には154km/hを計測し、春の四国大会で優勝。しかし、夏の大会では再び明徳義塾との対戦で敗北し、甲子園出場の夢は叶いませんでした。

2021年のドラフトでは阪神タイガースから1巡目の再指名を受け、契約金1億円、年俸1200万円でプロ入りを果たしました。背番号は20です。

阪神時代

森木選手は、2022年に阪神の二軍で活躍を始め、春季キャンプからスタートしました。最初の公式戦は3月31日で、5月にウエスタン・リーグで初勝利。6月にはフレッシュオールスターゲームに選出され、7月の試合では素晴らしい投球を見せました。特に、8月28日には一軍に昇格し、中日ドラゴンズとの試合で初登板を果たしましたが、6回で3失点し、惜しくも敗戦投手となりました。2023年のシーズンは一軍登板がありませんでしたが、この経験も今後の成長に繋がると期待されています。

選手としての特徴

森木選手は、オーバースローから投げる最速155km/hのストレートが特徴です。変化球も多彩で、ツーシーム、スライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリット、カットボールなどを使いこなしています。二軍監督の平田勝男氏も、彼の素晴らしいコントロールと球のキレを絶賛しています。さらに、打撃にも意識を持っており、高校通算13本塁打を記録。ドラフト指名直後には、バッティングの面でも本気で取り組む意志を示していました。

人物

森木選手は、小学校2年生の頃に観戦した阪神対巨人戦をきっかけに野球に興味を持つようになりました。特に、高知県出身の阪神投手藤川球児の「火の玉ストレート」を目指し、甲子園への憧れも強い選手です。2022年には地元で特別賞を受賞し、体型的にも優れた素質を持っています。将来的には2043年まで現役を続ける目標を掲げ、日々の練習に取り組んでいます。

詳細記録

森木選手の初記録には、2022年8月28日の初登板が含まれ、初奪三振も同日でした。彼の成績は今後の成長に期待され、多くのファンから注目を集めています。

もう一度検索