横浜三井ビルディング

横浜三井ビルディングは、神奈川県横浜市西区高島にそびえ立つ高層ビルで、三井不動産が運営・管理を行っています。このビルは、横浜駅エリアにおける三井不動産最大規模のオフィスビルであり、同社にとって初の「三井ビル」として建設されました。また、みなとみらい地区での大規模開発は同社にとって初めての試みでした。

隣接する日産自動車グローバル本社とともに、横浜駅に近いこの場所は、みなとみらい地区の北の玄関口としての役割を担っています。竣工は2012年2月末でしたが、実際の開業は同年5月7日となりました。ビル2階には、世界最大級の鉄道模型博物館である「原[[鉄道模型博物館]]」が2012年7月10日に開館しました。この博物館は、鉄道模型製作・収集家である原信太郎氏のコレクションを展示しており、世界最大級のジオラマや鉄道関連資料が訪れる人々を魅了しています。

さらに、横浜国立大学の「未来情報通信医療社会基盤センター」のサテライトオフィスや、国連WAFUNIF日本アジア機構もこのビルに入居しています。次世代テクノロジーの開発に取り組む企業を支援するための「デフタ・パートナーズ横浜拠点」も開設されており、技術革新の拠点としての役割も担っています。2014年9月には、神奈川県が医療機器の実証試験センターを設置する計画も発表されました。

主なテナントとしては、3階から30階がオフィスゾーンとなっており、日立グループの営業拠点や富士通YokohamaHub、面白法人カヤックのオフィスなどが入居しています。1階と2階は商業・文化ゾーン「テツモポート」として展開されており、レストランやコンビニエンスストア、鉄道模型ショップなどが営業しています。特に2階にある「原[[鉄道模型博物館]]」は、鉄道ファンならずとも訪れる価値のある施設です。

アクセスは、横浜駅（東口）から徒歩5分、横浜高速鉄道みなとみらい線新高島駅から徒歩2分と非常に便利です。

このビルは、オフィス機能だけでなく、文化施設や教育機関も併設しており、横浜の新しいランドマークとして、地域社会の発展にも貢献しています。ビジネスと文化が融合したこのビルは、多くの人々にとって魅力的な場所となっています。

主なテナント詳細

3-30F: オフィスゾーン
6-14F: 日立グループの営業拠点
15F: 横浜国立大学「未来情報通信医療社会基盤センター」、デフタ・パートナーズ横浜拠点
16-18F: 富士通 YokohamaHub
30F: 面白法人カヤック“ヨコハマ展望台”オフィス
1-2F: 商業・文化ゾーン「テツモポート」
1F: せんざん、マリブ、プロント、ファミリーマート、天賞堂（鉄道模型・ミュージアムグッズショップ）、三井のすまいモール
2F: 原[[鉄道模型博物館]]

アクセス

横浜駅（東口）より徒歩5分
横浜高速鉄道みなとみらい線 新高島駅より徒歩2分

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