橋川渉

橋川渉（はしかわ わたる）

滋賀県草津市長（5期）を務める橋川渉氏について解説します。

プロフィール

生年月日: 1949年（昭和24年）2月12日
出身地: 福井市
最終学歴: 京都大学文学部卒業
現職: 滋賀県草津市長

略歴

橋川渉氏は、大学進学と同時に家族とともに草津市へ転居しました。1973年（昭和48年）3月に京都大学文学部を卒業後、同年4月に草津市役所に入所。市役所では、企画部長や政策推進部長などを歴任し、市政に深く関わってきました。

2008年（平成20年）2月24日、草津市長選挙に民主党、社民党、「対話の会」の推薦を受けて無所属で出馬。自民党が支持する現職の伊庭嘉兵衞氏との激戦を制し、初当選を果たしました（橋川：17,584票、伊庭：17,281票）。投票率は38.50％。同年3月21日に市長に就任しました。

その後、2012年（平成24年）2月には無投票で2期目の当選。2016年（平成28年）の市長選では連合滋賀の推薦を得て3選。2020年（令和2年）2月、2024年（令和6年)2月には無投票でそれぞれ4期目、5期目の当選を果たし、現在に至ります。

政策と実績

橋川氏は、2008年（平成20年）の市長選において、東海道本線（琵琶湖線）南草津駅への新快速停車を公約に掲げました。市民からの多数の署名を集め、JR西日本に働きかけた結果、2010年（平成22年）12月にJR西日本は「2011年3月12日のダイヤ改正より新快速が終日停車する」と発表。見事に公約を実現しました。これは、市民の利便性向上に大きく貢献するものであり、橋川氏のリーダーシップと実行力が評価される出来事となりました。

また、2020年（令和2年）5月18日には、新型コロナウイルス対策費に充てるため、守山市、栗東市、野洲市の3市長と合同で自身の6月期末手当を全額返上すると発表しました。副市長と教育長も同様に返上しました。この決断は、市民への連帯感を示すとともに、コロナ禍における財源確保への貢献として注目されました。

外部リンク

橋川わたる公式ウェブサイト
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