氷川きよし

氷川 きよし

氷川きよし（ひかわ きよし）は、1977年生まれの日本の歌手であり、2000年に演歌歌手としてデビューしました。本名は山田清志で、身長178cm、体重62kg、血液型はA型です。所属レコード会社は日本コロムビアで、新たに設立した事務所「KIIZNA」に所属しています。最初は長良プロダクションに在籍していましたが、2024年に独立しました。

来歴

福岡県福岡市南区出身で、地元の学校を卒業後、2000年2月2日に「箱根八里の半次郎」により演歌界に登場しました。彼は、従来の演歌歌手とは異なるビジュアルでマスコミの注目を集め、歌唱力とデビュー時の話題性から、同年の日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞しました。

2001年には、『オリコン ウィーク The Ichiban』の表紙を飾り、男性演歌歌手では初の快挙を達成。以後、「演歌名曲コレクション」シリーズをリリースし、オリコンアルバムチャートでも高評価を得ています。2006年には「一剣」でレコード大賞を受賞し、歴代4人目の3冠達成者となるなど、数多くの音楽賞を獲得しました。

また、2008年のNHK紅白歌合戦では、白組の大トリを務め、2017年には日本有線大賞で9回目の受賞を果たしました。2020年にはデビュー20周年を迎え、記念コンサートを行いましたが、新型コロナウイルスによる影響で多くのイベントが中止となりました。

2021年には、LINE CUBE SHIBUYAにて初めて観客を迎えてポップスコンサートを開催するなど、演歌以外の音楽にも力を入れ、タレント活動や歌謡劇にも出演しています。

2022年には活動を一時休止すると発表し、その後、声帯ポリープの摘出手術を受けました。2024年の初めに新事務所「KIIZNA」を設立し、活動を再開する方針を示しましたが、天候の影響で当初予定していたイベントは延期されました。

特徴

彼の楽曲には、往年の演歌や昭和歌謡、オリジナル曲があり、カバーアルバムも多くリリースされています。また、楽曲の振り付けは簡素で、幅広い年齢層のファンが楽しめるように工夫されています。服装は和服よりも洋服を多く取り入れています。

ビートたけしとの関係

芸名の「氷川」は、東京の氷川神社に由来し、本名からとられたものです。名付け親はビートたけしとされることが多いですが、実際には事務所の長良じゅんが命名しました。たけしは、氷川のデビュー年に紅白で共演し、彼を応援する存在でした。

人物

演歌界のプリンスとして親しまれる氷川きよしは、非常に心配性であると公言しています。子供の頃からの夢は、ファンと一緒に成長しながら楽しい音楽を作ることだと語っています。彼はアニメファンでも知られ、特に「ドラゴンボール」シリーズに情熱を注いでいます。

その幅広い活動により、彼は日本の音楽シーンに欠かせない存在として、今も多くの人々に愛されています。

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