沙央くらま

沙央 くらま（さおう くらま）

基本情報

沙央くらまは、3月3日生まれの日本の女優であり、元宝塚歌劇団専科の男役スターです。彼女は東京都中野区出身で、明星学園中学校を卒業しています。身長は166cmで、血液型はO型。愛称は「コマ」と呼ばれています。

来歴

彼女の芸能活動は1999年に宝塚音楽学校に入学したことから始まりました。2001年には音楽学校を卒業し、87期生として宝塚歌劇団に次席で入団しました。初舞台は宙組公演「ベルサイユのばら2001」で、続いて雪組に配属されました。翌年には、阪急阪神の初詣ポスターモデルに起用され、幅広く活動を開始しました。

沙央くらまは2006年に「ベルサイユのばら」で新人公演初主演のオスカル役を演じ、2007年には「エリザベート」で二度目の新人公演主演を果たしました。彼女の演技力と存在感は観客に強く印象づけました。特に2009年の「雪景色」では、バウホール及び東上公演で早霧せいなとダブル主演として6役を演じ分け、圧倒的なパフォーマンスを見せました。

2013年3月1日には月組に組替えされ、2014年12月28日付で専科に異動しました。専科に異動後は老若男女問わず様々な役柄を演じ活躍しましたが、2018年2月11日に「ひかりふる路」の東京公演千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団しました。

その後、舞台や映画、テレビ、ラジオに出演するほか、美容ブランドプロデュースなど、多様な分野で活動をしています。2022年には俳優の大貫勇輔と結婚し、第一子の男児を出産したことを公表しました。

人物

沙央くらまは芸術に恵まれた家庭に生まれ、シェイクスピア・シアター出身の両親の影響を受け、幼少期からピアノ、絵画、歌唱の教育を受けるなど、早くから才能を開花させました。また、実弟はオペラ歌手のTakayukiです。彼女の多才な芸術的背景は、彼女の舞台での演技や表現に深く根ざしています。

舞台経歴

沙央くらまは数多くの舞台に出演しており、その中には「ベルサイユのばら」や「エリザベート」、さらには月組や専科時代の舞台が挙げられます。特に、「宝塚歌劇団年度賞」も受賞した実績があり、その存在感は宝塚ファンの心に深く刻まれています。

奮闘と今後

現在も舞台や映像メディアで活躍中の沙央くらま。彼女の魅力は、今後も多くのファンに愛され続けることでしょう。彼女の活動がどのように展開されていくのか、今後の動向に目が離せません。

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