沼田翔平

沼田翔平選手のプロフィールと経歴

沼田翔平（ぬまた しょうへい、2000年6月24日生まれ）は、北海道旭川市出身のプロ野球選手で、東京ヤクルトスワローズに所属しています。ポジションは投手で、右投右打の選手です。

経歴

プロ入り前

沼田選手は旭川市立神居小学校で野球を始めましたが、アレルギーの影響でバレーボールに転向しました。その後、旭川市立神居中学校で再び野球に戻り、軟式野球を続けました。次に進んだ旭川大高校では、1年生の春からベンチ入りし、主力投手として活躍。特に3年夏の北北海道大会ではエースとして優勝に貢献し、全国大会にも出場しました。

高校卒業後、2018年のドラフト会議で読売ジャイアンツから育成ドラフト3位で指名されました。入団当初は育成選手としてのスタートとなり、背番号は016に決まりました。

巨人時代

沼田選手は2020年にオープン戦で好成績を残し、5月には支配下選手として登録され、その後一軍でも活躍しました。この年は33試合の二軍登板で、多くの勝利を挙げ、オフには契約更改で年俸の増額を果たしました。

しかし、2021年は一軍での登板は限られ、シーズン終了後には育成契約への移行が決まりました。2022年は二軍で活躍しましたが、10月には戦力外通告を受けることとなりました。

ヤクルト時代

2022年11月、東京ヤクルトスワローズへの移籍が発表され、正式に育成選手として契約をしました。2023年はイースタン・リーグで登板機会を持ち、成績を積み上げながらフィジカルの強化にも取り組みました。シーズン後にはアジアウインターベースボールリーグに参加し、好成績を収めました。

選手としての特徴

沼田選手はオーバースローから最速149km/hのストレートを投げることができ、その安定したコントロールが大きな武器です。現監督からもその投球スタイルや勝負度胸の高さを評価されています。

体はプロ入り時には小柄でしたが、筋力トレーニングを重ね、体重の増加にも成功し、さらにパフォーマンスを向上させています。2020年には78kgにまで増量しました。

記録と貢献

沼田選手のプロでの初登板は2020年の8月6日で、対阪神戦において無失点での投球を記録。彼の成績やチームへの貢献はこれからも注目です。これからの彼の成長に期待が寄せられています。

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