浄心駅

浄心駅の概要

浄心駅（じょうしんえき）は愛知県名古屋市西区にある名古屋市営地下鉄鶴舞線の駅です。駅の運行番号はT04で、またこの駅は鶴舞線の運行上の重要な拠点です。特に、乗務員の交代が行われるため、交通運行の一端を担っています。上りの最終電車はこの駅で終点となり、翌朝には上小田井駅へ回送されます。日中には過去に当駅を始点とする電車が運行されていましたが、現在はそのサービスは行われていません。

歴史

浄心駅は1981年11月27日に開業しました。これは当時の鶴舞線が伏見駅まで延伸された際のことです。1984年9月6日には庄内緑地公園との接続が進み、途中駅としての役割を果たし始めました。

駅の構造

この駅は相対式のホームが2つあり、それぞれのホームには東改札口と西改札口が存在します。両ホームは地下通路で連絡しており、各方面へのアクセスが容易になっています。改札外では東西のコンコースはつながっていないため、利用者は目的地に応じて適切な改札口を選ぶ必要があります。1番または2番出入り口から入る場合、1番ホーム（赤池・豊田市方面）にしか行けず、4～6番出入り口から入ると2番ホーム（上小田井・犬山方面）にしかアクセスできません。このため、別のホームへ移動したい時は地下通路を利用する必要があります。

また、当駅は名古屋高速6号清須線が地下を通る予定のため、地表から約10メートルの深さに位置しています。これは駅の設計に影響を与え、ホームや駅設備はその深い部分に配置されています。

バリアフリー対応

浄心駅には、バリアフリーのための施設が整備されています。エレベーターや、ホームと地下通路を結ぶ設備があり、視覚や身体に障害のある利用者にも配慮されています。一方で、3番出口が存在しないため、注意が必要です。また、非常用通路も設置されていますが、その利用は普段は制限されており、十分な案内がされていないことから、利用者には注意を促す必要があります。

駅周辺

駅周辺は名古屋市西区の中心部であり、繁華街も広がっています。買い物や飲食が楽しめるエリアで、地元の人々や観光客にとって利用価値の高い場所となっています。

バス路線

浄心駅には名古屋市営バスの浄心営業所が近接しており、いくつかの路線がこの駅から発着しています。ただし、周辺にはバスターミナルがないため、浄心町の停留所から各地へ直通する形で運行されています。主な系統には名古屋駅への直通エクスプレスや栄方面への路線などがあります。

隣の駅

名古屋市営地下鉄鶴舞線では、庄内通駅（T03）と浅間町駅（T05）が隣接駅として位置しています。浄心駅は名古屋市の交通ネットワークにおいて重要な位置を占めています。

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