渋川市総合公園

渋川市総合公園の紹介

群馬県渋川市に位置する渋川市総合公園は、榛名山の東側にある標高600メートルの場所に広がる広大な公園です。本公園からは、雄大な赤城山の景色を一望でき、自然と触れ合いながら様々なアクティビティが楽しめます。

公園の特徴

この公園は特にソメイヨシノの名所として知られ、春には美しい桜が咲き誇るため、多くの人々が訪れます。1976年の陸上競技場設置を皮切りに、様々なスポーツ施設が次々と整備され、現在では陸上競技場、野球場、体育館、運動広場などを揃えています。指定管理者制度が導入されてからは、（財）渋川市公共施設管理公社によって様々なサービスが提供されています。2010年度には約78,000人が利用しており、多くの市民や観光客に親しまれています。

主な施設

陸上競技場

公園内のメイン施設である陸上競技場は、日本陸上競技連盟第3種競技場に認定されており、1976年に建設されました。トラックは400メートルの8レーンで全天候型、観客席は7,000人収容可能です。近年、投擲用の囲いや電動写真判定機、シャワー室も完備され、利便性が高まっています。ここはJリーグ（J2）のザスパ草津の練習場の一つとしても利用されています。

野球場

1978年に建設された野球場は、センター120メートル、両翼91メートルの規模を持ち、観客席は10,000人を収容できます。内野スタンドは階段式、外野スタンドは芝生となっており、附属施設としてスコアボードやトイレ、駐車場があります。過去には群馬ダイヤモンドペガサスの試合が開催されてきました。

体育館

体育館は1978年に設立され、その構造は鉄筋コンクリート及び一部鉄骨造の二階建てです。様々なスポーツに利用できる面数があり、観客席は約230席あります。1983年にはあかぎ国体の柔道会場としても使用され、地域のスポーツ振興に寄与しています。

運動広場・テニス場・スケート広場

運動広場では、野球やサッカー、ソフトボールなどが楽しめ、テニス場ではクレーコートや人工芝コートが利用可能です。さらに、1985年に整備されたスケート広場もあり、多様なスポーツが行える環境が整っています。

その他の施設

また、クロスカントリーコースや成人の森、バーベキュー場、キャンプ場、自由広場、こども広場なども完備されており、家族連れや友人同士でのアウトドア活動が楽しめます。

イベント・大会

公園では、毎年4月に「総合公園桜まつり」が行われ、また10月には「市民スポーツ祭」が催されるなど、地域のイベントの場ともなっています。2012年には全日本ラリー選手権も開催され、多くのスポーツファンが集結しました。

アクセス

公園へのアクセスは非常に便利で、JR上越線渋川駅からは車で15分の距離にあります。また、高崎駅や渋川駅からは伊香保行きの路線バスの利用も可能で、「佛光山法水寺」で下車するとすぐです。自然の美しさと多彩な施設が揃う渋川市総合公園は、誰でも楽しめるスポーツとレクリエーションの場として、多くの人々に親しまれ続けています。

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