烏山信用金庫

烏山信用金庫の紹介

烏山信用金庫（からすやましんようきんこ、英語：Karasuyama Shinkin Bank）は、栃木県那須烏山市に本店を構える信用金庫です。略称は「からしん」として広く知られています。この金融機関は、主に栃木県の東部や宇都宮市を含む県央部を主要な営業地域にしており、さらに茨城県北西部にも拠点を展開し、地域経済と深く結びついています。

概要と業績

2018年度の決算を基にした預金残高は1,824億4,159万5,000円に達し、自己資本比率は10.21%という安定した数字を記録しています。このような堅実な経営は、地域民からの信頼を支えています。

沿革

烏山信用金庫の歴史は1948年11月15日に遡ります。この日、烏山信用組合が設立されました。その後、1950年4月には中小企業等協同組合法に基づき、信用組合へと移行しました。1952年6月には信用金庫法に準拠し、正式に烏山信用金庫となりました。

1963年11月には、預金額が10億円に到達し、1973年11月には100億円を突破。その後も預金が順調に推移し、1977年12月には200億円、1979年12月には日本銀行との当座預金取引を開始しました。1980年5月には新の総合オンラインシステムを導入し、業務の効率化を図りました。

1985年9月には貯金額が500億円に達し、1988年にはさらに進化したオンラインシステムが稼動しました。また、同年の7月には両替商業務も取り扱うようになりました。1992年7月には、遂に預金額が1,000億円を達成しました。2000年4月にはiモード対応のモバイルバンキングも開始し、時代の流れに応じたサービスを提供してきました。

さらに2001年5月には損害保険商品の窓口販売を開始し、2002年2月には宇都宮信用金庫の店舗を一部譲受することになりました。2003年3月には預金額が1,500億円を突破し、投資信託の全店窓口販売も開始されています。2005年10月には地方自治体の合併により、位置が烏山町から那須烏山市に変更されました。

店舗網

烏山信用金庫は、栃木県内に多くの支店を配置しています。主な店舗としては、本店営業部が那須烏山市にあり、大田原市の黒羽支店、さくら市の氏家支店、宇都宮市に複数の支店を展開しています。また、塩谷郡高根沢町や芳賀郡茂木町にも支店を有し、地域のニーズに応じたサービスを提供しています。さらに、茨城県の常陸大宮市にも高部支店が存在し、近隣地域へのサポートを行っています。

まとめ

烏山信用金庫は、地域に根ざした金融機関として長い歴史を持ち、安定した経営とともに地域住民や企業に対して信頼されるサービスを提供しています。これからも地域経済の発展に貢献し続けることでしょう。

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