烏山町

烏山町（からすやままち）

栃木県東部に位置していた烏山町は、2005年10月1日に南那須町と合併し、那須烏山市となりました。合併前の烏山町について、その歴史、地理、文化、そして著名な出身者について詳しく見ていきましょう。

地理

烏山町は、塩那丘陵の南端に位置し、東には八溝山地の丘陵地が広がっていました。町の中央を那珂川が流れ、豊かな自然に恵まれた地域でした。

隣接していた自治体

烏山町は、以下の自治体と隣接していました。

栃木県
那須郡：南那須町、小川町、馬頭町
芳賀郡：市貝[[町]]、茂木町
茨城県
常陸大宮市

歴史

烏山町の歴史は、町村制施行から始まり、多くの変遷を経て現在に至ります。

年表

1889年（明治22年）4月1日：町村制施行により、那須郡烏山町、向田村、境村、七合村が発足しました。
1923年（大正12年）4月15日：烏山線が開業しました。
1954年（昭和29年）3月31日：烏山町、向田村、境村、七合村が合併し、那須郡烏山町が新たに発足しました。
1955年（昭和30年）4月1日：烏山町の一部（谷田）が小川町へ編入されました。
1960年（昭和35年）4月1日：烏山町の一部（白久の一部）が小川町へ編入されました。
1975年（昭和50年）4月1日：国道294号の栃木県益子町 - 福島県会津若松市間が制定されました。
2005年（平成17年）10月1日：南那須町と烏山町が合併し、那須烏山市が発足しました。

行政

烏山町の行政は、合併を経て那須烏山市に引き継がれました。旧烏山町の町長については、関連資料に記載があります。

地域

烏山町には、地域住民の文化活動を支える図書館がありました。

烏山町立図書館

交通

烏山町は、鉄道とバス、そして道路網により交通が整備されていました。

鉄道

東日本旅客鉄道
烏山線：滝駅 - 烏山駅

バス

那珂川町コミュニティバス
烏山駅 - 上大桶 - 小川 - 馬頭

道路

一般国道
国道294号
主要地方道
栃木県道10号宇都宮烏山線
栃木県道12号烏山御前山線
栃木県道25号烏山矢板線
栃木県道27号那須黒羽茂木線
栃木県道29号常陸太田烏山線
栃木県道61号真岡烏山線
栃木県道64号宇都宮向田線
一般県道
栃木県道102号烏山停車場線
栃木県道171号山内上境線
栃木県道274号牧野大沢線

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事・施設

烏山町には、豊かな自然と歴史を感じさせる多くの名所がありました。

山あげ祭り
龍門の滝
落石
花立峠
那珂川
蛇姫伝説

著名な出身者

烏山町からは、様々な分野で活躍する著名な人物が輩出されています。

真瀬宏子（野木町長、洋画家）
福田弘平（烏山町長、和紙職人）
早野巴人（俳人）
石川賢 (漫画家)
池田聡（歌手）
志村烏嶺（登山家）
矢野政男（衆議院議員）
矢野登（参議院議員）

脚注

（脚注は、参考文献を参照してください）

参考文献

『栃木県町村合併誌 第一巻』 栃木県、1955年4月。
『栃木県町村会七十年史』 栃木県町村会、1991年6月18日。
『栃木県歴史人物事典』下野新聞社 、1995年7月27日。

関連項目

栃木県の廃止市町村一覧

外部リンク

烏山観光協会
国土地理院 地図閲覧サービス ウオッちず (2万5千分1地形図名：烏山［北西］)
南那須町・烏山町合併協議会

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