熊本市民会館 (くまもとしみんかいかん)
熊本市民会館は、
熊本県熊本市中央区に位置する公共のホールで、通称「市民会館シアーズホーム夢ホール」として知られています。開館は
1968年で、熊本城にも近く、交通アクセスも良好です。桜町バスターミナルからは徒歩約5分と便利。市民文化の拠点として、数多くの音楽コンサートや
演劇、講演会など、さまざまなイベントが行われています。
沿革
熊本市民会館の前身は
熊本市公会堂であり、1900年代初頭に設立されました。公会堂は大正天皇の御大典を記念して1915年に建設され、日本館と洋館の2棟で構成されていました。1945年の終戦後は、使用用途が変わりつつも地域の文化的な場として機能を維持してきました。
1964年に日本館が解体され、
1968年に
熊本市民会館が開館しましたが、その後も数回の改修が行われています。
1999年には舞台改修とバリアフリー化の工事が行われ、
2006年には大規模な改修工事のため一時休館。翌
2007年にリニューアルオープンを果たし、
2008年にはネーミングライツが導入され、「市民会館崇城大学ホール」として呼ばれることになりました。
2016年から現在の愛称「市民会館シアーズホーム夢ホール」に変更され、地域に根ざした文化活動の中心として活躍しています。
設備
ホールは収容人数1,591人を誇り、1階と2階に席が分かれています。また、小会議室が9室、大会議室が1室用意されており、様々な会議やイベントに利用可能です。食堂も併設されており、来館者は軽食を楽しむことができます。
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建築概要
基本設計:佐藤武夫
施工:
大成建設
竣工:
1967年11月30日
敷地面積:6,649m²
延床面積:9,197m²
構造:RC造
規模:ホール棟4階、地下1階
会議棟2階、地下1階
アクセス
熊本市民会館へのアクセスは非常に便利です。路面電車では花畑町電停から約150mの距離にあり、また熊本桜町バスターミナルからも約300mの距離です。周囲には熊本城や花畑公園といった観光名所も多く、訪問者にとって魅力的な場所です。
周辺施設
市民会館の周辺には、坪井川、
熊本市国際交流会館、SAKURA MACHI Kumamoto、熊本城ホールなどがあり、文化や歴史を感じられるスポットが点在しています。また、近隣にはNHK熊本放送局や国立病院機構熊本医療センターも位置しており、地域住民にとって重要な施設が集まっています。
このように
熊本市民会館は、歴史と文化が交差する場所として、多くの人々に親しまれています。今後も地域の文化的活動を支える重要な拠点であり続けるでしょう。