片瀬白田駅

片瀬白田駅：伊豆の海を望む無人駅

片瀬白田駅は、静岡県賀茂郡東伊豆町白田に位置する伊豆急行伊豆急行線の駅です。駅番号はIZ10。

歴史

1961年（昭和36年）12月10日に開設されました。
2021年（令和3年）1月16日に無人駅となりました。

駅名の由来

駅名は、白田川両岸に広がる集落（北側：片瀬、南側：白田）にちなんでいます。地名の「白田」は「しらだ」と読みますが、駅名は「しらた」と読みます。

当初、白田地区に駅を建設する際、駅が新設されなかった片瀬地区の住民に配慮して、駅名を「伊豆片瀬」とする予定でした。しかし、白田地区の住民の要望により、開設直前に「片瀬白田」に変更されました。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。2番線側が直線となる1線スルー構造となっています。無人駅です。

のりば

停車列車は方向別にホームを使い分けていますが、通過列車待避の場合など、逆ホームに発着する列車もあります。

この駅では特急列車の交換がよく行われます（2013年1月現在）。

構内

SuicaおよびSuicaと相互利用可能なICカード（PASMOなど）は、伊豆急行線内全駅で利用可能ですが、当駅にはチャージ機は設置されておらず、チャージサービスには対応していません。

利用状況

2020年（令和2年）度の1日平均乗車人員は90人です。

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りです。

駅周辺

ホーム伊豆稲取方からは海を臨むことができます。

片瀬温泉
白田温泉
白田川
国道135号
熱川温泉病院
東伊豆町自主運行バス「白田海岸」停留所 - 「S01」系統

その他

毎年元日に運転される臨時列車「伊豆初日の出号」は当駅に停車し、初日の出を見ることができます。

2003年（平成15年）に放送されたサントリーフーズの飲料品『燃焼系アミノ式』、2019年（令和元年）に大塚製薬の飲料品『オロナミンC』のCMが撮影された場所としても有名です。

隣の駅

伊豆急行

伊豆急行線

伊豆熱川駅 (IZ09) - 片瀬白田駅 (IZ10) - 伊豆稲取駅 (IZ11)

まとめ

片瀬白田駅は、伊豆の美しい自然に囲まれた、ひっそりとした無人駅です。駅からの眺めは素晴らしく、初日の出の際には多くの人が訪れます。CMのロケ地としても知られており、その風景は多くの人々の記憶に残っています。伊豆を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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