甲斐生海

甲斐 生海とは

甲斐生海（かい いくみ）は、福岡県北九州市出身のプロ野球選手で、福岡ソフトバンクホークスに所属しています。彼は外野手や内野手として右投左打でプレーしており、登録名でもある「生海」という名前でファンに知られています。

経歴

プロ入り前

甲斐生海は、北九州市立足原小学校にて3年生のときに野球を始めました。最初は右打者として活動していましたが、父が元プロ野球選手で左打者であった影響を受けて、左打者へと転向しました。中学校では軟式野球部に所属し、高校は九州国際大学付属高等学校に進学。彼は高校時代に4番を務め、高校通算で36本のホームランを記録しましたが、甲子園への出場は叶いませんでした。

その後、彼は東北福祉大学へ進学し、1年目からチームに貢献する選手となりました。しかし、入学早々に祖父や父、曽祖母を相次いで失い、精神的に大きなショックを受けてしまいます。しかし、2021年のドラフトに向けて再び野球に打ち込むことを決意し、体重を約20kg増やすなどの努力を重ねました。4年目のシーズンではリーグ戦で3本のホームランを記録し、打点王、ベストナインを受賞するなど華々しい成績を残しました。

プロ入り

2022年、甲斐はプロ志望届を提出し、福岡ソフトバンクホークスから3位指名を受けてプロ入りしました。契約締結後、背番号37が与えられ、入団発表会も盛況のうちに終了しました。

ソフトバンクでの活躍

春季キャンプはA組からのスタートでしたが、残念ながら肩を負傷したことで早々にキャンプを離脱。その後、二軍での調整を経て、2023年7月22日に一軍初昇格を果たすと、千葉ロッテマリーンズ戦でプロ初出場を果たし、初安打も記録しました。しかし、体調不良により再び登録を抹消され、その後はファームで活躍。ファーム日本選手権では4打数4安打を記録し、優秀選手賞に輝く快挙を成し遂げました。

2024年とその後の挑戦

2024年には、トレーニング中に左頬を打球で負傷し、複数の怪我を抱える事態となりました。その後もリハビリに取り組みながら復帰を目指しています。これらの困難に直面しながらも、甲斐は常にリハビリを続けており、将来に向けての希望を持っています。

人物像

幼少期からソフトバンクファンであった甲斐生海は、多くの試合を観戦するほどの熱心な支持者でした。家の中には彼の応援グッズが溢れており、野球への情熱は人一倍強いものがあります。

記録

• - 初出場: 2023年7月22日、千葉ロッテマリーンズとの試合で7番・右翼手として先発出場。
• - 初安打: 同試合で5回表に西野勇士選手から右前打を放ちました。

背番号と登録名

彼の背番号は37で、登録名は生海（いくみ）です。登場曲には人気曲「Fight song」が使用されています。

まとめ

甲斐生海選手の今後の活躍に期待が寄せられるも、怪我からの完全復帰が待望されています。彼の成長と成功を見守りたいと思います。

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