畠世周

畠 世周(はたけ せいしゅう)の選手プロフィール



基本情報



経歴


プロ入り前


畠は呉市立川尻中学校から近大福山高等学校に進学し、高校時代にはエースとして活躍しました。入学時の自己最速は133km/hでしたが、卒業間近には142km/hを記録。その実力を発揮し、広島県大会ではベスト16に進出しましたが、広島新庄高等学校との戦いでは相手エースに抑えられてしまいました。

その後、彼は近畿大学に進学し、大学野球でも13勝13敗、防御率2.03という好成績を残しました。2016年のドラフトでは、読売ジャイアンツに2位指名を受け、契約金7000万円で入団しました。

巨人時代


プロ入り初年度の2017年は、右肘の手術から回復途中でキャンプを迎えました。4月には二軍で初登板し、無失点を記録。この年の7月6日には一軍デビューを果たし、初勝利も同月19日に挙げました。しかし、プロ初の危険球退場も経験し、起伏に富んだシーズンとなりました。

翌2018年は腰痛に悩まされましたが、後半にはリリーフとして活躍し、シーズン中には勝利も収めました。2019年は先発ローテーションとして出場するも再び肘の手術を受けることに。2020年は肩の故障で出遅れながらも、その後は安定した成績を残しました。特に初の完封勝利は記憶に残ります。

2021年以降はリリーフとしての活躍が際立ち、シーズンを通して多くの試合に出場。2022年には3勝と安定したパフォーマンスを見せました。

投手としての特徴


畠の投球フォームは独特で、腕を高く上げるスタイルが特徴です。速球最高は156km/hで、変化球ではスライダーやカットボール、カーブなど多彩な球種を持っています。これにより打者にとっては対処しづらい投手とされています。

人物像


彼の名前には「世の中が自分にとってプラスに回るように」という意味が込められており、真摯な性格が伺えます。さらに、地元・呉市の観光特使としても活動しており、地域貢献にも積極的です。アニメや音楽に対する熱い情熱もあり、特に「BanG Dream!」の大ファンとして知られています。

まとめ


畠世周選手は、広島県から読売ジャイアンツに入団し、数々の挫折を乗り越えながら成長してきた投手です。その投球スタイルや人間性は、多くのファンから支持されています。今後の活躍にも期待が持たれる選手の一人です。

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