白庭台駅

白庭台駅：近鉄けいはんな線の駅

概要

白庭台駅は、近畿日本鉄道（近鉄）けいはんな線の駅で、奈良県生駒市白庭台六丁目に位置しています。駅番号はC28です。2006年3月27日、けいはんな線生駒～学研奈良登美ヶ丘間の開通と同時に開業しました。駅名は、駅周辺に広がる新興住宅地「白庭台」に由来しています。この地名は、古事記にも登場する饒速日命（ニギハヤヒノミコト）にまつわる鳥見白庭山にちなみ、歴史と自然を感じさせる地名となっています。

歴史

2005年1月: 駅名が「白庭台」に決定（仮称は「白庭」）。
2006年3月27日: けいはんな線開通に伴い開業。
2007年4月1日: PiTaPa利用開始。

駅構造

白庭台駅は、相対式2面2線のホームを持つ橋上駅です。ホームは半地下構造になっており、改札口とコンコースは地上1階、ホームは地下に位置しています。改札口は1ヶ所のみ設置されています。ホームには、ワンマン運転を支援するためのセンサーが備え付けられています。半地下構造であるため、駅両側にはトンネル（生駒側：東生駒トンネル、学研奈良登美ヶ丘側：白庭トンネル）が存在します。

駅は生駒駅の管理下にあり、有人駅として運営されています。PiTaPa、ICOCAに対応した自動改札機と自動精算機（回数券カードおよびICカードのチャージに対応）が設置されています。けいはんな線では長田駅経由のOsaka Metro連絡乗車券、当駅から学研奈良登美ヶ丘寄りの各駅では自動券売機で生駒駅・大阪難波駅経由の阪神電鉄線連絡乗車券も購入可能です。

駅舎のデザインは、周辺の丘陵地帯との調和を意識し、ゆるやかな曲線を多用しています。駅名標にも、曲線で描かれた花の絵がロゴとしてあしらわれ、開放的なガラス張りの壁面と相まって、洗練された雰囲気を醸し出しています。

利用状況

近年における1日あたりの乗降人員は以下の通りです。

2021年11月9日：8,528人
2018年11月13日：9,339人
2015年11月10日：9,076人
2012年11月13日：8,100人
2010年11月9日：7,519人

開業以降の1日平均乗車人員については、別途データを参照ください。

駅周辺

白庭台駅周辺には、生活に便利な施設が数多く集まっています。主な施設としては、白庭病院、生駒市北コミュニティーセンターISTAはばたき、生駒市図書館北分館、SOLTE白庭台、南都銀行白庭台駅前支店、Harves白庭台店、マクドナルド白庭台店などがあります。

また、教育施設として奈良県立奈良北高等学校、生駒市立上中学校、生駒市立あすか野小学校などが近隣に位置しています。自然に触れ合える場所としては、富雄川、長弓寺、王龍寺、饒速日命墳墓、生駒石造文化財 行者の森 行者石仏、イモ山公園、生駒市総合公園などがあります。その他、新生駒変電所なども駅周辺にあります。

バス路線

奈良交通のバス路線が駅前から運行されています。主な行き先は生駒駅南口、東[[生駒駅]]、ひかりが丘方面です。具体的な路線番号などは、奈良交通のホームページ等でご確認ください。

隣の駅

近畿日本鉄道
けいはんな線
生駒駅 (C27) - 白庭台駅 (C28) - 学研北生駒駅 (C29)

括弧内は駅番号を示します。

もう一度検索