石巻赤十字看護専門学校について
石巻赤十字看護専門
学校は、
宮城県石巻市に位置する私立の医療系専修
学校であり、
看護教育に特化しています。
学校は、かつては
石巻赤十字病院の隣に立地していましたが、2011年に発生した
東日本大震災により一時的に
石巻専修大学のキャンパスに移転することとなりました。その後、
2014年には新たな校舎が完成し、現在は
石巻赤十字病院に併設されている状態です。この
学校は、地域の看護職の育成を目指し、質の高い教育を提供しています。
沿革
石巻赤十字看護専門
学校の起源は
1927年に遡ります。この年、
日本赤十字社宮城支部によって救護員養成所が開設されました。その後、
1948年に石巻赤十字
看護学院と改称され、さらに同年には
宮城県養護教諭養成所も設置されました。
1950年には石巻赤十字高等
看護学院と改称され、
1976年に現在の石巻赤十字看護専門
学校という名前になりました。そして
1995年には
専門士の
称号が付与できる
学校として認可を受けました。
2011年の
東日本大震災では、校舎が大きな被害を受け、
学校の機能は暫定的に
石巻専修大学内に移されました。その後、
2014年に新しい校舎が完成し、教育活動が再開されました。
学科・教育内容
専門課程の
看護学科は3年制の課程となっており、学生は
看護師を目指すための幅広い知識と技術を学びます。この
看護学科では、
看護師国家試験受験資格や
保健師・
助産師の養成機関受験資格を取得できるほか、養護教諭免許一種の養成機関受験資格も得ることができます。また、学生には
専門士(医療専門課程)の
称号が与えられ、四年制大学への編入学に必要な受験資格も得られます。
更に、学生の経済的な支援を目的として、
日本赤十字社の
奨学金や
看護師同方会奨学資金などの制度も整備されています。
アクセス
石巻赤十字看護専門
学校へのアクセスも多様で、JR
仙石線を利用して
仙台駅から松島海岸駅、代行バスを経由して矢本駅を経て石巻駅に到着することができます。また、JR
東北本線を使って
仙台駅から小牛田駅へ行き、石巻線に乗り換えて石巻駅へ向かうことも可能です。バスを利用する場合は、高速バス
仙台駅前から
石巻専修大学への便や、市内路線バス石巻駅前からの便が利用できます。
このように、石巻赤十字看護専門
学校は、充実した教育環境を提供するだけでなく、アクセスの便も良いため、幅広い学生に利用されています。
看護学科を通じて、未来の看護職を志す学生たちが成長する場となっています。