福井南高等学校

福井南高等学校

福井南高等学校は、福井県福井市新開町に位置する私立高等学校です。1985年、福井高等専修学校として設立され、1994年には日本で初めて総合学科を設けた私立高校として注目を集めました。現在では、学校法人福井学園が運営し、幅広い教育活動を行っています。

教育内容

福井南高等学校は、定時制課程（昼間単位制）と総合学科を設置しています。総合学科は、2年次から教養文化系列、流通情報系列、ライフサポート系列の3つの系列に分かれ、生徒の個性と将来の目標に合わせた学習が可能です。特にライフサポート系列では、卒業と同時に介護職員初任者研修修了資格を取得できる点が大きな特徴です。

学校の理念

学校は「信義友愛」を校訓に掲げ、「心身の充実と錬磨に努め、豊かな人間性を育成する」「個性を尊重し、自主独立の精神を育成する」「創造力を育み、未来社会に貢献できる能力を育成する」という教育目標を掲げています。生徒一人ひとりの成長を丁寧にサポートする教育体制が整っています。

歴史

福井南高等学校の歴史は、福井高等専修学校に遡ります。1985年の設立以来、教育内容の充実、国際交流の推進、そして施設の拡充など、着実に発展を遂げてきました。

1985年：福井高等専修学校として設立。
1987年：大学受験資格付与校として認可。
1989年：向陽台高等学校福井校として全日制単位制を導入。
1990年：中国の杭州市にある学校と姉妹校協定を締結。
1993年：新校舎建設、移転。
1994年：福井南高等学校として組織改変、日本で初めて総合学科を設置。
1995年：福井南高等学校開校。
1997年：福井高等専修学校廃止。
2014年：タイムカプセル埋設、福井女子専門学校廃止。
2015年：体育館増築、グラウンド整備。
2016年：駐車場、第2グラウンド整備開始。
2017年：ニュージーランドの高校と姉妹校協定締結、教員交流開始。
2018年：ニュージーランドの高校との生徒受け入れ体制確立。
2021年：新校舎着工。
* 2022年：新校舎運用開始。

部活動

運動部、文化部、そして運動系・文化系の同好会など、様々な部活動が盛んに行われています。生徒たちはそれぞれの興味関心に従って、学校生活を豊かに過ごしています。

国際交流

中国、ニュージーランドの複数の学校と姉妹校提携を結んでおり、国際交流にも積極的に取り組んでいます。姉妹校との教員交流や生徒受け入れなどを通して、国際的な視野を養う機会を提供しています。

その他

スクールカラーは水縹色で、校舎や生徒手帳などに使用されています。中池見湿地でのボランティア活動や、エネルギー問題に関する意識調査など、地域社会への貢献にも力を入れています。また、異学年混在型のゼミ形式を取り入れるなど、ユニークな教育方法も取り入れています。

アクセス

ハピラインふくい線大土呂駅から徒歩約8分、福井鉄道福武線ハーモニーホール駅または清明駅から徒歩約15分と、交通アクセスも良好です。

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