穴井詩

穴井詩（あない らら）について

穴井詩は、1987年11月11日に愛知県岡崎市で生まれた日本の女子プロゴルファーです。彼女は現在、GOLF5に所属し、Warren Smithや井上透の指導を受けてプロゴルファーとして成長を遂げています。

経歴

穴井は中学2年生の時に父親の仕事の関係でアメリカに渡り、高校のゴルフ部に参加。その後、 Nova Southeastern Universityというアメリカの大学に進学しましたが、1年でこの大学を中退しました。2007年に日本へ帰国し、研修生としてゴルフの技術を磨きました。

彼女は2008年に日本女子プロゴルフ協会（LPGA）の最終プロテストに初挑戦し、見事合格を果たし、LPGA80期生としてプロの道を歩むこととなりました。

プロ入り後の活躍

2012年はQTランキング34位でスタートし、「富士通レディース」で2位を獲得するなど、3つの大会でトップ10に入る結果を残しました。この年には、年間獲得賞金ランキングで46位となり、念願のシード権を獲得しました。2014年には優勝はなかったものの、賞金ランキング12位に入るなど安定した成績を残しました。

2015年からは井上透に師事し、技術向上に努めました。2016年9月には「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」でホステスプロとして臨み、プロ活動9年目で念願のJLPGAツアー初優勝を達成しました。

次の年、2017年7月には「センチュリー21レディスゴルフトーナメント」で最終日首位からの逃げ切りで2勝目が誕生します。2019年8月には「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でイ・ミニョンとのプレーオフを制し、2年ぶりに3勝目を手に入れました。その年の賞金ランキングでは自身最高位の7位を記録し、初のシード権獲得から8年連続でシードを維持しました。

最近の成績

2023年4月には、「ヤマハレディースオープン葛城」において、最終日3打差の5位から逆転し、-9アンダーでホールアウト。最終的にはささきしょうことのプレーオフに勝利し、約4年ぶりに4勝目を獲得しました。さらに4週間後のパナソニックオープンレディースゴルフトーナメントでも永峰咲希を1打差で克服し、通算5勝目を挙げ、自身初の1シーズンで複数回の優勝を達成しました。

トーナメント優勝

穴井詩は、JLPGAツアーでこれまでに5回の優勝を誇ります。

おわりに

穴井詩はその技術だけでなく、逆境を乗り越える力強い精神力を持つゴルファーとして、多くのファンに支持されています。今後の活躍にも期待が寄せられています。

もう一度検索