紅林弘太郎

紅林 弘太郎のプロフィール

紅林弘太郎（くればやし こうたろう）は、2002年2月7日生まれで、静岡県藤枝市出身のプロ野球選手です。彼はオリックス・バファローズに所属する内野手として活躍しています。右投右打の選手で、印象的なバッティングと守備力を持ち合わせた選手です。

経歴

プロ入り前

野球を始めたのは小学校2年生のとき、地元の「青島ホークス」に入団したことがきっかけでした。藤枝市立青島中学校では軟式野球部に所属し、遊撃手として活躍しました。彼が高校に進学した駿河総合高校では、1年生の春からベンチ入りし、夏には遊撃手のレギュラーに抜擢されました。高校3年生の春にはU-18日本代表候補合宿に参加し、プロからも注目を集める存在となりました。高校時代、彼のチームは静岡大会で準優勝を達成しましたが、甲子園出場はありませんでした。

2019年10月のドラフト会議でオリックス・バファローズから2位指名を受け、契約金6000万円、年俸720万円で契約しました。背番号は24に決まりました。

オリックス時代

プロ入り後の2020年シーズンは新型コロナウイルスの影響で120試合制になりましたが、彼はウエスタン・リーグ全86試合に出場しました。打率.220、1本塁打、20打点を記録し、11月3日に一軍初昇格を果たしました。初出場はプロ初打席で安打を記録するなど、印象的なスタートを切りました。

2021年には開幕一軍入りを果たし、歴史的な10代開幕遊撃スタメンを果たしました。この年は136試合に出場し、打率.228、10本塁打、48打点を記録。特に故障による主砲の離脱の際には、3番打者としてチームに貢献しました。2022年は打撃不振に悩まされる時期もありましたが、オリックスでの日本シリーズでは素晴らしい成績を残し、さらに2023年には充実したシーズンを送りました。

2023年はオープン戦で競争に敗れ一時的に二軍に降格しました。しかし、4月には一軍に戻り、シーズン初安打を記録。その後、5月には逆転サヨナラ本塁打を放ち、球団最年少記録を更新しました。オールスターゲームに初選出された彼は、シーズンを通して127試合に出場し、打率.275、8本塁打、39打点という成績を残しました。

選手としての特徴

紅林は高校時代から40本塁打を記録するなど、長打力に定評があります。また、広角に打つ技術も特徴です。彼の守備力も高く評価されており、打球に対する反応の速さや柔軟性が際立っています。オリックス首脳陣からは三塁手として育成する方針が伝えられていましたが、実際には遊撃手として多くの経験を積むことになりました。

プライベート

彼の愛称である「ベニー」は、名前の「紅」に由来し、ファンの間で親しまれています。また、登場曲には自身の父がファンのX JAPANの「紅」を使用しているほか、様々な曲が登場しています。理想の選手はミゲル・カブレラで、憧れの存在として彼を挙げています。音楽活動にも触れながら、自身のキャリアを築いている姿は多くのファンに愛されています。

紅林弘太郎選手の今後の活躍が期待されており、さらなる成長を見せてくれるでしょう。

もう一度検索