綱本将也

綱本 将也（つなもと まさや）

綱本将也は、1973年9月25日生まれの日本の漫画原作者で、東京都出身です。彼は主にサッカーと競馬をテーマにした作品を手掛けることで知られています。

来歴・人物

綱本の漫画家としてのキャリアは2002年に始まりました。彼のデビュー作である『U-31』は、『モーニング』に掲載され、元アトランタ五輪代表の選手が経験する苦悩と復活を描いています。この作品は、約2年半にわたる連載を経て、多くのサッカーファンから支持を受けました。特に、作品の舞台として描かれたジェフユナイテッド市原・千葉のサポーターからの反響が大きく、綱本自身もそのサポーターであったため、親近感を持って作品を受け入れられました。

以降、綱本はサッカーを題材にしたさまざまな作品の原作を手がけています。『マガジンSPECIAL』では『Goal Den Age』が連載され、古巣の『モーニング』で現在も連載中の『GIANT KILLING』があります。特に『GIANT KILLING』は、プロサッカーの厳しさと魅力をリアルに描写し、多くの読者に愛されています。

また、綱本は若い頃から競馬にも興味を持っており、その情熱は漫画創作にも表れています。彼は『ヤングチャンピオン』にて、日高地方出身の競走馬をテーマにした『スピーディワンダー』を2010年から2016年まで連載し、競馬予想コラムも執筆しました。競馬への並々ならぬ愛情は、彼の作品にしっかりと息づいています。

綱本はサッカーのスポンサー活動にも関与しており、2011年から2012年にはFC町田ゼルビアのスポンサーを務めていました。また、2014年にはジェフ千葉のスポンサーにも名を連ねていましたが、ジェフのサポーターとしての立場を重んじ、ゼルビアとの対戦がある際にはスポンサーシップを一時中止するといった配慮も見せました。しかし、2017年にはジェフ千葉のスポンサーからは姿を消しています。

主な作品・連載

• - 漫画

- U-31（作画：吉原基貴、モーニング連載）
- Goal Den Age（作画：高岡永生、マガジンSPECIAL連載）
- GIANT KILLING（作画：ツジトモ、モーニング連載）
- スピーディワンダー（作画：山根章裕、ヤングチャンピオン連載）
- ボール・ミーツ・ガール（作画：たまきちひろ、ジャンプ改連載）
- ゆかりちゃん（作画：結布、ジャンプLIVE・少年ジャンプ+連載）
- 日曜日の沈黙（作画：山根章裕、Umabi連載）
- Mr.CB ミスターシービー（作画：谷嶋イサオ、ヤングチャンピオン連載）

• - 雑誌

- サッカー批評（ゴール裏センチメンタル合唱団）

綱本将也の作品は、そのリアリティと情熱を秘めたストーリーで、多くの読者に親しまれています。彼は今後も新たな作品を通じて、ファンを魅了し続けることでしょう。

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