美花(みか、本名: 林 美花)は
1976年8月28日に
和歌山県で生まれた日本の
女性ファッションモデルであり、元
総合格闘家です。彼女の経歴は、スポーツとファッションの両面で多岐にわたり、特に
柔道の経験を活かして様々な挑戦を重ねてきました。
来歴
美花は10歳の頃から
柔道を始め、その後三段に昇進しました。彼女は
国際武道大学を卒業後、小中学校の教職に就きましたが、次第に格闘技の道へと進むことになります。
2005年11月11日、G-SHOOTOの
新木場1stRING大会で総合格闘技のデビューを果たし、長山景選手に対し腕ひしぎ十字固めで勝利。これが彼女のキャリアの始まりとなりました。
しかし、
2006年2月24日には、強敵・高橋洋子選手との対戦で右ハイキックによりKO負けを喫します。その後、ADCC予選での対戦を重ねるも、いずれも敗北を経験しました。それでも、同年8月19日のレッスルエキスポ2006にて、伊藤薫選手に対し再び一本勝ちを収め、その名を広めるきっかけとなりました。
意気揚々とした彼女でしたが、11月29日には
スマックガールの
後楽園ホール大会で
唯我選手にTKO負けを喫します。こうした多くの勝ち負けを経て、
2007年にはADCC予選で敗退後、プロレスという新たなステージにも挑戦。
神取忍選手との対戦ではフォール負けを喫せざるを得ませんでしたが、その活躍は注目を集めました。10月6日には、
豊田真奈美選手と組んで
ジャガー横田選手および井上貴子選手の組と対戦しました。
そして、
2009年8月7日に所属していたRANGER品川ジムを退団し、次の日からフリーの
総合格闘家としての活動を開始。その数ヶ月後には引退を発表し、自主興行を通じてファンと別れることとなりました。その後彼女は、ファッションに専念し、様々なモデル活動を行うようになりました。
戦績
美花の戦績は、総合格闘技やグラップリング、プロレスなど多岐にわたります。彼女の入場テーマ曲には、
ピンク・レディーの「DO YOUR BEST」が使用されています。
現在
現在、美花はモデルとして活動を続けており、多くのメディアやファッションイベントに出席し、輝きを放っています。彼女のプロ格闘技のキャリアで経験した数々の試練が、今の彼女の魅力を生み出す要因となっています。ファッション業界における彼女の存在は、格闘技キャリアからの転身の成功例としても注目されています。彼女の今後の活動に期待が寄せられています。